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大学受験英語の要約問題の勉強法と対策
大学受験英語の要約問題として出題されるものにはパターンがあります。的確なポイントを掴み効率的に英語の要約問題で高得点を獲得するための勉強法と対策を学んでください。
【コンテンツ目次~英語の要約問題の勉強法と対策~】英語の要約問題の勉強法と実践法~東大理三合格講師槇~
英語の要約問題は、現代文的な読解力も要求され、文章力も必要なために、得点しにくく苦手意識を持つ受験生も多います。 要約問題を解く上では、題材の文章の意味を理解する英文解釈の能力と、それを短くまとめる力が必要であり、身につけるのが難しいとされるのは後者でしょう。
この「要約力」を身につけるためには、日本語の文章の要約により練習するという手もありますが、次のことを知っていると解答を書くのに助けとなります。 すなわち、要約にはパターンがある、ということです。 これはどういうことかと言うと、要約問題の題材になるような文章は、ある程度論理的な構造になっているため、論旨の流れを把握することが出来れば、どの部分を入れてどの部分を捨てるべきかの指針になるということです。
元の文章の論理構成は、例示が入ったり命題が複数入ったりして、それをパターンに入れて考えるのは難しいのですが、それを要約したものについては、いくつかのパターンに当てはめて考えることができます。 まず英文を読んで理解できたら、「これはどのパターンで要約を書けばいいかな」ということを考えてみてください。
要約問題の過去問や問題集を見るときは、解答の要約文の論理構成に注目してみてください文章の内容はそれぞれ異なっていても、論理の流れは似ているものを見つけられるはずです。その流れを頭に入れておいて、新しい問題に取り 組むとき、「あの問題と同じ構成で要約が書けそうだ」と、適したものを探すようにすれば、ゼロから解答を作るよりも手早くすっきりした要約が作れます。
以下に主な論理構造のパターンをまとめてみました。 それぞれに、その理由の説明が字数次第で加わると考えてください。(例えば「AはBである」というパターンなら、字数が足りなければ、その理由説明が加わり、「AはBである。なぜなら~だからである。」となります。) また、長い要約文では、いくつかのパターンを順接もしくは逆接でつなぎあわせ、「AはBである。しかしAはCである。」のように組み合わせたものもあります。
・「AはBである」
最も単純なパターンです。大抵は理由説明を伴います。
要約がこのパターンとなる英文は、結論は冒頭もしくは最後で述べられ、残りがその理由説明になっていることが多いです。
また、「AはBでなくCである」と、否定が入るときもあります。
・「AにはX,Y,Z…がある。Xは~で、Yは~で、Zは~である。」「Aには~種類ある。XとYとZ…である。」
主題に対して、複数の種類や異なった観点があるパターンです。
それぞれの要素は全て対等に説明される場合と、ある要素だけ取り出して説明する場合があります。
また、その説明の後で、「一番~なのはXである。」「Xのほうが~である。」という比較が続くパターンや、
「どれも~である。」と全てまとめるパターンがあります。
・「AはBとされている。しかし実はCではないだろうか。」
「今までAはBとされてきた。しかしCとされるようになった。」
現在一般に考えられていることに対し、新しい考えを提案するパターン、もしくは過去に考えられていたことに対しそれが変わったことを説明するパターンです。
元の文章では冒頭で、一般的な考えや過去の考えが述べられ、そこから新しい考えを展開していく構造が多いです。
・「AにはBが必要(不可欠)である。」「AのためにはBしなければならない。」「BをすればAができる」
主題とその条件を提示しているパターンです。「BにはCが必要だ」とさらに条件が続くパターンや、「しかし実際には~だ」と逆接が続くときもあります。
・「AはBであるべきだ。」
筆者の考えが述べられ、殆どの場合その理由説明が続きます。
このように筆者が何かを主張するときは、筆者が強調したいことは繰り返し述べられるため、比較的主題をつかみやすいです。
いずれのパターンにしても大事な事は、論理的に筋道立てて要約文を作ることであり、なんとなく大事そうな部分をただ詰め込むだけでは点数に繋がりません。 解答を作るときは、まずどういった構造で要約文を書くかを決めてから、必要な部分を選んでください。
英語の要約問題で高得点を獲得するための勉強法と対策
英語の要約問題で高得点を獲得するには、まず上述した英語の基礎学力をつけ以上の点に意識をおいて要約問題の勉強に取り組むことがまず第一に重要にです。英語の基礎力の勉強をきちんと行っていれば教材は志望校の過去問で構いません。そしてもう一点非常に大事になってくるのが客観的にしっかりと評価を受けるということです。
しっかりとポイントを押さえていてきっちりとした受験結果を出している人に頼めれば得られるもの、勉強にかけなければならない時間や労力=勉強効率には雲泥の差が出ます。 できるだけ自身の客観的受験結果が伴っている人に添削指導を受けてください。例えばですが、ここに書いてある理論や「受験の叡智」に書いていある理論は誰でもが拝借して行けばその本質やポイントが明確にわかっていなくても同じことが語れてしまうのです。 でも、本当のノウハウやポイントはそんなに浅くはありません。だから自称ではなく客観的受験結果が伴っている人に添削指導を受けてください。
なお、高得点を確実に獲得するための質の高い要約問題への対処法、ノウハウ、コツを学びたい方は、
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