医学部、難関大学に合格する2次試験
直前の勉強法と対策のポイント

医学部・難関大学に合格する勉強法

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医学部・難関大学の試験本番で合格点・高得点を獲得する勉強法と対策


ブログの過去記事でも何度も言ってきていますが、本番では今までの頭や気持ちを切り替える必要があります。 この点についての重要ポイントを解説していきます。

【コンテンツ 目次】

2次試験本番で合格点、高得点を取るための頭の使い方

1.絶対に忘れてはならない視点

2.わからない問題・難しい問題への対処

3.知識がない、ド忘れした問題への対処

4.意識を徹底させる

医学部・難関大学合格のために確認しておくべき対策

1.試験本番ではすべてが初見の問題であるという現実を忘れない

2.記述式の問題で絶対に実践すべきこと

3.医学部・東大・難関大学合格者の知られざる現実

4.まとめ




2次試験本番で合格点、高得点を取るための頭の使い方


日々の勉強は各科目の各項目をしっかりマスターすることに意識・重点をおいていますよね。いかに各項目で得点を稼ぐか、取りこぼしを防ぐか、得点を積み重ねることができるかという方向での勉強、頭の使い方ですね。

しかし、本番の問題を解く際、確実に得点を獲得する、高得点を獲得する為にもう一つの視点、頭の使い方をする必要があります。日々の勉強に追われているとこの点を見落としたまま、意識しないまま、気づかないまま受験し、大きく総得点を損する結果になります。以下の記事を読んだあなたの試験本番での総得点は確実に数十点はアップします。しっかりと読んで実践してください

直前期の勉強は本番でどんな問題が出ても得点できるように勉強しているということは、そのままの意識で試験にのぞむとどんな問題でもできる、解かなくてはならないという頭になっているのですね。しかし、です。本番では難しい問題があったり、よくわからない問題があったり、ど忘れしてしまった知識というものが出てきます。必ず出てきます。以下これらの事柄への具体的な対処法を示します。

絶対に忘れてはならない視点


単刀直入に。

■どこの大学の合格を目指すにしろ決して満点をとる必要はない
■合格最低点を超えれば絶対に合格

これは「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】や当塾のブログ、メルマガをを読んでくださっているみなさんはもう当たり前の意識になっていると思いますが、この点は絶対に本番でも意識として忘れないでください。無駄な焦りやパニックを回避し本番で実力を発揮するために非常に重要なことです。

そしてここからがこの記事の本題です。 「総得点をアップさせるため・高得点を獲得するため、わからない問題・難しい問題・ど忘れした問題にたいする対処方法をあらかじめ今のうちから決めておく、シミュレーションしておく」 ということを必ず行ってください。

これは普段の勉強、弱点補強をしていくという勉強からは全く逆の視点、頭の使い方です。また一見、得点をアップさせる、高得点を獲得するという視点からは矛盾しているように感じるかもしれません。

しかし本番戦略として、「総得点をアップさせるためにわからない問題、難しい問題、ど忘れした問題には必要以上に関わらない」という意識・視点を必ず持って徹底してください。

わからない問題・難しい問題への対処


わからない問題、難しい問題というのは一定の時間で区切らないでズルズル気を取られているとあっという間に試験時間は経過してしまいます。そして次の問題にも集中できないという悪循環を生じさせます。

しっかり読んだり考えれば得点できる問題にあてる時間、精神的余裕がなくなってしまうのです。試験本番では「いかにみんなができる問題、正答率の高い問題を落とさないようにするかという視点」を絶対に忘れないでください。

これはいかに土台となる部分で確実に得点を獲得しトータルで高得点に結びつけるかという観点からは非常に重要な要素です。わからない問題や難しい問題については、あらかじめ自分で時間を含め基準を決めておき一定時間経過したらすべて忘れて次の問題に移るということを徹底しましょう。

知識がない、ド忘れした問題への対処


知識が必要となる知識問題についてはその知識がないならいくら考えても仕方ありません。 本番になるとどうしてもズルズル考えたりしてしまいますが、冷静に考えると全くの無駄です。

ど忘れした問題についてもその時にいくら考えたところでど忘れしてしまっているのですから焦るだけで思い出せる可能性は非常に低いです。 ですのでその問題にチェックをしておいて時間があれば後で戻ると、きっぱりと割り切って次の問題に進みましょう。(落ち着きを取り戻し後から戻ってみたら簡単に思い出すということも結構あるのです)とにかく時間と余計な精神的労力の節約です。

意識を徹底させる


ここまで言っても本番ではズルズルしてしまう人というのは必ず出てきます。 そしてまた意識として薄い人もいます。

もう一度はっきり言っておきますが、本番で実力を発揮し、パニックや焦りを押さえてかつ総得点をアップさせる、高得点を獲得するには以上のような意識・頭の使い方が必要です。そしてその徹底が必要です。

これを徹底すれば正答率の高い問題を取りこぼすということもなくなります。 時間が余れば腰を据えて、わからなかった問題、難しい問題、ど忘れした問題に取り組めばいいのです。

まだ実感がわかない方にだめ押しをしておきます。皆さんの周りにいる、「頭のいい人」「できる人」と言われている人たちを観察していて、「少し冷たく感じるところがある」「感情の起伏が少ないのかなあ?」と感じたことはありませんか?

非常にできる人というのはどこかしらこの側面を持っています。そしてそれは考えても仕方のないことは考えないとかそういう割り切りをしているからです。すぱっと割り切ってしまうという頭の使い方が普段から徹底されているのでしょうね。

皆さんも試験においては冷酷なまでの割り切りを徹底しましょう。 本番前にシミュレーションをしっかりとしておきましょう。

医学部・難関大学合格のために確認しておくべき対策


繰り返し部分もありますが、重要なことですので医学部・東大・旧帝大・難関大学を目指すみなさんは今一度以下を確認しておいてください。

試験本番ではすべてが初見の問題であるという現実を忘れない


今までは、解答をする、解答を書くにしてもより完全になるように頭を使ってきたでしょうし、そういう姿勢で勉強してきたはずです。本番ではもちろん今まで培ってきたそういった部分を最大限出し切ることは当然必要です。

でも本番では、「全部が初見の問題なので、わからない問題や?と思う問題が出てくる、そして頭が真っ白になるということも起こる」ということはあらかじめ想定しておいてください。

どうしても直前期は今までやってきたことの復習がメインの勉強になっていますので、すべての問題がスラスラ解けるという感覚に陥りがちですので特に注意が必要です。

記述式の問題で絶対に実践すべきこと


記述式の問題で絶対に実践すべきことを単刀直入に。

■変に完璧主義を求めず書けることは書いておく
■部分点を一点でも多くかき集める
■最後まであきらず1点でも多く取りに行く

以上の意識・気持ちは絶対に試験終了まで持ち続けてください。出来なかった科目というのは絶対に出てきます。それは仕方ないのです。大事なのは、そこで心が折れそうになっても、たとえ心が折れてしまっても、それでも、次からの科目、目の前の科目で一点でも多く取りに行くという姿勢です。

これは絶対に忘れないでください。失敗した科目があるからこそ、これをやらなければ合格できないのです。少しでも冷静な今のうちによく現実を認識し自分に言い聞かせておいてください。

医学部・東大・難関大学合格者の知られざる現実


実際に皆さんが想像できないであろうお話をしておきます。

当塾の東大理二首席合格講師大久保は試験本番の東大数学で120点満点中の112点という東大全受験者でも屈指の高得点を獲得していますが、数学の試験開始から数十分は答案が白紙だったそうです。

2次試験問題というのはそういうものです。 簡単に糸口が見つかったり切り口が見つかったりするものではないという当たり前のことを忘れないでくださいね。

これをしっかり意識できていれば焦っても大丈夫です。人間なので誰でも焦ります。 それ自体は何の問題もありません。

絶対に最後までくらいついてきてください。

まとめ


以上、単純なことですが、この単純なことを意識できているか、本番で実践できるかで本番での得点、順位は大きく変わります。「受験の叡智」や合格の天使ブログ、メルマガを読んできてくださった皆さんが最後にやるべき合格への課題です。

勝ちに行きましょう。

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