物理勉強法を東大「医学部」「理三」合格者30名超が対策と共に解説!

物理勉強法

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2020年9月26日:共通テスト完全対応

【物理勉強法】

東大「医学部」「理三」合格者30名超の対策

受験物理を完全マスターした東大「医学部」「理三」合格講師30名超の物理勉強法


東大「医学部」「理三」合格者30名超の物理勉強法


物理勉強法というのは世の中に沢山あります。 しかし、実際に大学受験物理を極め本当に試験本番で高得点を獲得したという 結果に実証されている勉強法というのは極めて限られています。 さらに、どこの大学の物理の問題でも解きうるという実力を効率的かつ 確実につけた物理勉強法となるとほとんど存在しません。

本当に優れた的確な物理勉強法であるならば、限られて受験期に実際にそれを自分で実践し、圧倒的結果が伴っているはずです。 そしてその勉強法こそが誰が実践しても物理を得意科目に出来る物理勉強法です。 偏差値をいくつからいくつにしたなどということは誰でも何とでも言えます。 しかしそのことと大学受験物理で実際に高得点を獲得している事とは別なのです。

この物理勉強法のコンテンツでは圧倒的結果に検証・実証された物理を得意科目にするための勉強法をお伝えします。 東大理三合格講師30名超を擁する(株)合格の天使が全国の受験生におくる物理勉強法です。 優れた物理勉強法を得て的確な大学受験対策をしてください。

なお、このコンテンツの中でも、著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】、 「医学部受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】に掲載している内容を公開します。 (要著作権保護、無断転載、引用、利用、剽窃禁止)

このページでご紹介する物理勉強法のコンテンツと当塾著書、 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】「医学部受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】 をしっかり熟読していただければ物理の勉強法はコンプリート出来ます。是非、読破・実践してください。

【コンテンツ目次】

0.物理の学問としての性質

1.物理を苦手科目としている人の絶対的共通点

2.勉強法の指針となる物理と他の理科科目との比較

3.物理の受験勉強を本格的に始める時期

4.受験物理と数学の関係

5.物理の勉強は力学に始まり力学に終わる

6.物理の分野別勉強法

7.物理基礎習得段階における勉強目的と方法

8.基礎レベルの物理学習の3つのポイント

9.物理公式をマスターする方法

10.標準知識習得レベルの勉強目的と方法

11.物理法則の意味を正確に理解することが力学や電磁気問題の肝

12.過去問演習の勉強目的と方法

13.物理の難関大学対策

14.全国屈指の地方私立高校出身者の受験物理勉強法

15.都内トップ私立進学校出身者の高校物理勉強法

16.物理の勉強失敗談

17.共通テスト後から2次試験本番までの物理の勉強

18.受験物理の勉強の経験から伝えたいこと

19.物理のレベル別問題集・参考書

20.医学部受験の物理勉強法と対策を東大医学部講師が分析

21.共通テスト物理・物理基礎の勉強法

22.勉強法と共に必須となる物理対策の知識



物理の学問としての性質


物理という科目はほかの科目とは違った性質を持っています。 そもそも、科学は数少ない原理で自然現象をすべて解説し、 予測を可能にすることを目的にしてきた学問です。

物理学(古典物理学)はかなり完成された分野です。 ですから、高校生であっても数少ない原理を理解し、 使えるよう訓練することで、制限がついた問題という中限定ではありますが、 自然現象を理解し予測できるということなのです。

これは化学とは違っています。化学は理論が難しく、 根本的な理論まで高校生が立ち入ることはなかなか難しいので、 どうしても多くの公式を覚え、暗記しなければならない事項もたくさんあります。

このような学問としての性質があるために、 物理は覚える事項は本当に少ないのです。 大切なのはその覚えた事項をどう使っていくかを学ぶことになってきます。

物理には以上の性質があるので、物理の勉強はまず公式を理解し、 その次に問題を解いてその公式をどこでどう使うのかを学んでいく必要があります。 はじめはなかなか点数がとりにくい科目ですが、きちんと問題をこなしていけば、 かなりの高得点がとれる科目です。 逆に、公式がおろそかであると、問題を解くことはできません。 基礎がより大切な科目だともいえます。

物理を苦手科目としている人の絶対的共通点


「物理の学問としての性質」の項で、物理という科目の性質について説明しましたが、 ちゃんと理解していただけましたか? 物理という学問がどういうものであるかという理論を前提に客観的に導かれる結論が 「物理の勉強はまず公式を理解し、 その次に問題を解いてその公式をどこでどう使うのかを学んでいく必要があります。」 ということなのです。

実際に当塾の講師陣をはじめ受験物理を得意としている人たちは皆、 最初は公式の意味や使い方がわからなくてもその部分に焦点を当てて勉強していっているのです。 この部分の意識が曖昧なまま単に参考書や問題集をこなしていても物理は得意科目になりません。 物理を苦手科目としている人に共通しているのはこの部分の認識、意識が薄いことです。

的確にターゲットに焦点を当てていくことが限られた受験期に物理を得意科目にまで押し上げる 根本的な原理であることは今ここでわかっておいてください。

勉強法の指針となる物理と他の理科科目との比較


物理と他の理科科目の比較については、 「物理の勉強法と対策|大学受験物理で高得点を獲得するポイント」のページ ▶ で図と共に詳細な説明を加えていますが、 ここでは簡潔に他の理科科目と物理との比較を示します。 他教科との比較を知ることは物理の科目特性に着目して、 実際に何に重点を置いて勉強していけばいいのかの指針になりますので是非確認しておきましょう。

物理は化学に比べれば計算比重が低い科目になります。 (とはいえ、これはあくまで化学のようないわゆる「汚い数字の計算」が少ないという観点からの帰結です。 数学のベクトルや微積分との関係は「受験物理と数学の関係」の箇所で後述します)。

また、物理は理科科目の中で最も暗記すべきことが少ない科目です。 これは物理の科目特性の中でも特質すべき特徴です。 物理という科目は公式や定理の理解とその適切な使いこなしが問われる科目であるため 暗記事項は理科科目の中で最も少なくなります。 この点はいったん物理をマスター後の復習などのメンテナンスに要する時間も少なくて済むということを 意味します。

さらに、物理という教科はいったんマスターしてしまえば本番での得点のブレが最も少ない科目と言えます。 その理由は受験物理では特殊な出題をする一部の大学を除いて、 受験標準問題集と試験問題の乖離が少ない、 簡単に言うと、いわゆる変な問題が出題されにくい科目と言えるからです。 この点を逆から見れば、受験標準問題集はしっかりマスターしておかないと大きく差をつけられる科目 と言えます。難関大学や医学部を目指すのであれば是非得点源にしておきたい科目です。

物理の受験勉強を本格的に始める時期


物理の勉強は基本的に数学の延長線上にあります。 力学ではベクトルや三角関数、微分積分が分かっていると理解がしやすいですし、 電磁気の複雑な公式や記号も微積が出来ればその意味が分かってきます。 だから、物理の勉強を本格的に始めるのは、自分の勉強で数2Bが終わる頃か三年の春くらいからでも 大丈夫です。それまでは数学の概念や計算をしっかりと自分のものにできるように集中しましょう。 以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 花村(センター試験851/900)」

「物理の年間計画」や「高校1、2年生時点の物理の勉強」については 「物理の勉強法と対策|大学受験物理で高得点を獲得するポイント」のページ ▶ をあわせてご覧ください。

受験物理と数学の関係


ベクトルや微積が重要とは言っても、実際に問題を解くときに使う必要はありません。 ただ、公式の成り立ちや問題の背景にある原理を理解する時には、 関連付けて覚えるようにしましょう。

まずは有名な等加速度運動の公式を加速度を時間で積分して導いてみるといいと思います。 ベクトルでは二つの値を同時に扱いますが、 この感覚は平面内の物体の運動を考えるときにイメージするのに有利です。 他にも数えきれないほど、数学の応用を物理に見出すことができます。 特に電磁気分野では多くの人が公式を覚えるのに苦労しますが、 微積を身に着けていると基本的ないくつかの数式から多くの公式を導くことが出来て便利です。 以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 花村(センター試験851/900)」

物理の勉強は力学に始まり力学に終わる


物理には、力学、電磁気、波動、熱力学、原子の5つの分野があります。 基本的にそれぞれの分野は独立していますが、力学は他の分野の基礎となっているので、 物理基礎、物理の枠にとらわれず、理系ならば力学は最後まで勉強する必要があります。

まず、教科書と教科書傍用問題集を使って、基本公式の確認と基本的な物理現象を理解して行きます。 ここで大事なのは、典型的な物理現象のイメージをつかむことです。 なぜ問題になっている現象が起こるのかきちんと理解しながら進める必要があります。 次に、名門の森や物理重要問題集などの演習系の問題集を進めて行きます。 やや複雑な問題を解くことで、基本公式の使い方の理解が深まることがあるので、 力学の学習が終わったら、他の分野の学習と並行して、力学の演習を進めることをお勧めします。 この段階でも重要なのは、物理現象の理解です。 初見では複雑な現象に見えても、我慢して定義通りにきちんと式を立てて行くことを意識しましょう。 以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 柳生(センター試験871/900)」

物理の分野別勉強法ポイント


物理は主に、①力学、②熱力学、③波動、④電磁気、⑤原子 の5分野に分かれます。 どの分野もまずは教科書で基本的な事項を理解し覚えることは覚えて、 それから問題演習を積み重ねて典型的な問題を全てマスターし、 その組み合わせで初見の問題も解けるようになるという流れです。

力学


① 力学は、物理の中で最も中心となる教科だと思います。 覚えたり理解したりしなければならない知識は少なめで、 問題演習を通して力をつけていく部分が大きい分野だと思います。

まずは全ての知識を頭に入れ、それを使って問題が解けるようにならなければいけません。 基本的な問題は公式ひとつを使えば解けるような問題ばかりですが、 難易度が上がるにつれて使わないと解けない公式の数が増えていきます。 どういう時になんの公式を使うかはどの問題もほとんど同じで、 典型的な問題をたくさん解いて練習を積めばどの公式を使えばいいかはわかるようになり、 自分の知っている公式を組み合わせるだけでほとんどの問題が解けるということが分かってくると思います。

熱力学


② 熱力学は、物理の中で最も中身が少ない分野ですが、 簡単ではなく、色々混乱することも多い分野だと思います。 何が一定で何が動くかに注意しながら覚えることはしっかり覚え、 理解するところは自分が納得できるよう考えます。 教科書レベルの知識をしっかり頭に入れ、理解するというのがこの分野で最も大切だと思います。 この知識で発展的な問題を解くことになります。

波動


③ 波動も、力学や電磁気に比べれば小さいですが、 イメージしにくいことが多いということもあって難しく、 また、覚えることも少なくないので教科書の内容をしっかり理解するだけでも大変な分野だと思います。 基本となる知識を身につけるというのがここでは一番大切だと思うので、 教科書や問題集などで繰り返し触れることで知識を増やし、定着させていかなければなりません。

電磁気


④ 電磁気は、力学に引けを取らないほど物理の中で大きい分野で、 力学と似ている部分が多いのですが、力学よりもイメージが難しくて混乱しやすく、 覚えることも多いので、かなり大変な分野だと思います。

まずは教科書を読んで理解・暗記することから始めなければなりません。 力学と結びつけてイメージしやすくしたりしながら理解に苦しむところを少しずつ解消していきます。 力学と同じで教科書を読んでいるだけでは理解も浅く、問題も解けるようにならないので、 はじめは簡単な問題から始めてたくさんの問題を解けるようになるまで練習します。

電磁気も典型的な問題を何度も解いて練習を重ねるうちに、 難しい問題も力学と一緒で自分の持っている知識の組み合わせで解けるということが分かってくると思います。

原子


⑤ 原子は、物理の中で最も小さく頻出度も低い分野だとは思いますが、 その分野を知らないと入試で出た時に手も足も出なくなってしまうので、 しっかり勉強しておくべきだと思います。

覚えることは多少ありますが、計算問題はそんなに多くなく、 難しい問題も少ないので、教科書レベルの知識をもれなく理解し、 暗記することができれば大丈夫だと思います。 他の分野と同様に、理解を深め知識を定着させるために演習問題ももちろん解くべきです。

まとめ


どの分野もバランスの差はありますがほとんどやることは変わらないと思います。

以上、「地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 岡元(センター試験867/900)」

物理基礎習得段階における勉強目的と方法


物理の基礎習得段階での勉強の目的とそれを前提とした勉強法について以下に掲載します。 常に目的を明確に知り、勉強に取り組んでいくことが物理に限らず全教科の得意科目にするコツです。

目的


1.どのような公式を学ぶのか知り、それらの使用に慣れます。
2.高校物理で扱う現象に慣れます(つまり、衝突、干渉、電磁誘導などの現象をざっくりイメージできるようにします)。
3.高校物理全体の概観を掴みます。

方法


1.適当な参考書を用いて、以下の2点を理解するように読み進めます。
2.どんな法則があるのか
3.その法則はどう説明されるのか、どういう解釈ができるか
※この段階では1点目の把握が一番大事だと思います。効率の面から考えると、 あまり深入りしてはいけません。
4.簡単な(シンプルな設定の)問題を解いて、公式を使うのに慣れます。同時に現象にも慣れます。

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900)」

基礎レベルの物理学習の3つのポイント


物理の基礎レベルの学習にはポイントが3つあります。

一度で完全に理解しようとしないこと


ひとつは、一度で完全に理解しようとしないことです。 新しい概念や考え方に出会ったとき、かならず理解しにくい部分が出てくると思います。 ですがわからない点はひとまず置いておいて、どこが分からなかったかだけ覚えておいて次に進むべきです。 そして、一通り全体を見渡してから2周目に移るといいと思います。 特に定義などは全体を見渡して決定されていることが多く、 そういったものは一度全範囲に触れないとピンとこないことがあると思います。 なお、これは理系科目全般に当てはまることだと思います。

※<補足>以上の安藤の説明は独学で勉強していく際のポイントです。
基礎の習得段階でも全範囲をわかっている人に適宜質問して本質を理解していければ効率も効果も数倍のものが得れれます。

必ず自分で手を動かして計算


いろいろな公式を導く計算過程は目で追うのでなく必ず自分で手を動かして計算 するようにしましょう。理解度が全く違います。 公式たちは最終的に基本法則からの導出過程が自然に再現できるようにしましょう。

問題を解きながら理解


三つ目は、実際に問題を解きながら理解していくということです。 物理のいろいろな概念は実際の物理現象を記述するために考えられたものです。 ですから問題を解いて、実際の現象での法則の現れ方、公式の有用性を知ることで理解が深まると思います。 これらを組み合わせて学習していけば効率よく理解を深められるでしょう。

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900)」

物理公式をマスターする方法


物理では様々な公式が出てきます。それらの導出はなるべく自力でできるようにしたいです。 最終的には導出の全体像を手で覚えて自然に再現できるようなレベルまで到達できるとよいでしょう。

その為には公式類はなるべく手で式変形を書き写しながら理解していくことが必要になります。 自分で導出を追い、理解することで使い方や意味がより深く理解できます。

また問題演習も一定量必要です。 結局周りの現象の記述の為に公式とかがあるのでどのように説明されるのか 実際に問題を解いてみて把握していく必要があると思います。

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900)」

物理公式をマスターすr方法は 「物理の勉強法と対策|大学受験物理で高得点を獲得するポイント」のページ ▶ に東大理三合格講師槇(センター試験873/900)の動画を掲載してありますのであわせてご覧ください。

標準知識習得レベルの勉強目的と方法


物理の標準知識習得レベルの勉強目的と方法について解説します。 とにかくまず目的を明確にする、という癖をつけてください。 科目特性や問題集の位置づけ目的が曖昧だと 「なんでもかんでも反復・繰り返し・回数重視勉強法」に踊らされてしまうので要注意です。 物理においては特に「なんでもかんでも反復・繰り返し・回数重視勉強法」では効率的に実力はつきません。

目的


各公式の、ある程度本質的な理解を目指します。 つまり、各公式に対し、色々な見方、解釈の仕方を学び、それなりに自然に使い分けられるようにします。

方法


問題集を使って演習します。問題は数値でなく文字で条件を与えるものの方がよく、 またシンプルな設定の方がいいです。 適宜、以前のステップで使っていた参考書に戻り定義などを確認してください。

物理は数学と異なり、正しく答えを出すための技術力がそこまで要求されませんから 公式を理解していれば繰り返し演習することは必ずしも必要ではありません。

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900)」

物理法則の意味を正確に理解することが力学や電磁気問題の肝


 

力学の問題や電磁気の問題はよく物理法則を使います。 この法則の意味を正確に理解することが正確に解くためのカギになってきます。 法則同士の有機的な連関を把握していくことも、より理解を深くしていくために必要だと思います。

具体的には、問題が解けなくて解説を見るとき、まず式を追って確かめることが重要ですが、 次に「なぜそのタイミングでその法則や式変形が必要なのか」というイメージを湧かせる必要があります。 解ける人は必要な法則がある程度スムーズに自然に出てきます。 それは、問題演習を積み重ねることで無意識的に今まで見た状況や解法と現在みている問題を 結び付けることができるからです。 その無意識的な「解ける人が『解ける』ステップ」 を自分なりに考えて解法の必然性を探っていくこと、 そのような視点を持つこと自体が今まで漫然と問題をこなしてきた態度から 抜け出す一歩になるかもしれません。

以上、「地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 江尻(センター試験868/900)」

過去問演習の勉強目的と方法


過去問演習に関することは物理特有のものだけ記述します。

過去問演習の目的


・様々な設定の問題を通して物理現象と公式の理解を深めます。
・実戦的な立式、解法を身につけます。
・典型的な操作を自動化します。

過去問演習の方法と注意点


・方法:過去問を使った演習

・注意点1:大学によって問われる理解レベルが異なります。
物理は他の理系科目に比べこの差が大きいように思います。
(この点の対処は「応用レベル物理の問題演習注意点」で後述)

・注意点2:本番で1つの試験時間枠で理科2科目を解く方はここでも2科目一緒に解くべきです。 解答順や時間配分について色々ためしてください。

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900)」

【要注意】過去問演習の補足


以上の中で、「大学によって問われる理解レベルが異なる」という説明がありましたが、 ごく一般的な標準問題集を一冊こなし(問題集のレベル別の解説は「物理の問題集参考書」で後述) 過去問演習で対応力を鍛えれば十分に高得点を獲得できる出題の大学が多いです。

ですので、まず志望校の物理の過去問をしっかり分析して応用レベルの問題集をこなすかを決定してください。 この部分は自分で分析するのはほぼ不可能ですので、受験物理を高い次元でマスターしている人の分析を絶対に参考にしてください。 決して、物理を勉強していないのに物理の意勉強法を語る人や 受験物理でそこそこの得点をとったにすぎない人の意見を参考にしないでください。 世の中には間違った勉強法が氾濫していますので注意が必要です。

基準としては、「典型的な公式適用だけで目標点に届く出題の場合」は ごく一般的な標準問題集を一冊こなし 志望校の過去問演習で対応力を鍛えれば十分です。

これに対し、「その場で考えることの多い問題が出題される場合や本質的な理解の問われる問題が出題される大学の場合のみ、 以下の「物理の難関大学対策」に進んでください。 この点は厳重に注意をしておきます。無駄なことはやらないようにしましょう。

物理の難関大学対策


物理の応用レベル問題演習のポイントとして最も大事なことは、先ほど述べたように 志望校の問題の性質と物理でどの程度得点すれば合格点に届くのかという各自の得点戦略 (合格の天使オリジナル理論:詳細は 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】もしくは、 「医学部受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】 をご覧ください)を必ず勘案して決定することです。

また、難関大学であればなんでもかんでも物理の試験問題の応用度が高いわけではありません。 偏差値とか世の中の評価等に左右されず、あくまで志望校の物理の問題のレベル・性質も併せて考慮し、 以下の勉強法を自分がとるべきかを慎重に決定してください。 以上を前提に以下をご覧ください。

出題傾向と目標点によって問題集を変えてください


典型的な公式適用だけで目標点に届く場合以前のステップで扱ったようなオーソドックスな設定の問題の 掲載されているものを繰り返しとくべきです。。

応用度が高い物理が出題される大学を受験する場合すなわち、 その場で考えることの多い問題や本質的な理解の問われる問題を解く必要がある場合、 『難系』など目新しい設定の問題が数多く収録されているものや、 『新・物理入門』など掘り下げた説明をおこなっているものを用いても良いです。 なお後者を進める場合、前者でカバーされる問題が解けることは前提になります。

本質を理解しているだけでは不十分


このレベルの問題は、本質を理解しているだけでは不十分です。 入試問題を処理するのに必要十分な式の立て方を学びましょう。 同時に、うまい立式や状況の置き換え方を拾って下さい。

オーソドックスな問題は頭を使わず処理できるレベルに


オーソドックスな操作を再現するだけのような問題が、難関大学でも一定数出題されます。 このような問題でなるべく時間と労力を消費しないようにしましょう。 こういう処理を扱う問題を繰り返し解いて、頭を使わず処理できるようにしてください。

補足


問題集を解き終わっても、新規の問題を解く機会を持つようにしましょう。 特に入試直前期は注意してください。

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900)」

全国屈指の地方私立高校出身者の受験物理勉強法


全国屈指の地方私立高校出身者である当塾、東大理三現役合格講師 岡元(センター試験867/900) の物理の勉強法を基礎、標準、過去問演習のレベルに分けて以下ご紹介します。

基礎の勉強法


物理のはじめの段階の学習は、ひとつひとつの単元の基本的な事項をしっかり理解することです。 教科書を読み、わかった気になったら簡単な基本問題を解いてみて自分が本当にわかっていたかを確認して みましょう。問題を解いてみると自分の理解が不十分だったことに気づいたり、 新しいことに気づいたり、知識を定着させたりすることができます。 基本的な問題が多く載っている問題集でもっと練習を積んで基本を固められればなおいいと思います。

ここで大切なのは、ほかの教科にも広く言えることですが、 間違えた問題は何度も解き直して自分の持っている問題集の問題を完璧にしていくことです。 できない問題も何度かとけばできるようになりますし、 そうやって新しく問題が解けるようになっていくことで力をつけていくことができます。

標準レベルの勉強法


基本的な問題が解けるようになった後は、発展的な良問が集まった問題集に取り掛かります。 物理の問題のほとんどは、難しくなってもやることは同じです。 難しい問題の多くは簡単な問題よりも基本的な要素が多くつまっていて式が多くなるだけです。 問題集を何周かして良問(良問の多くはは典型的なパターン問題)にふれ、 すらすら解けるようにしていけば過去問レベルの問題も解けるようになります。

問題を何度も解くと、物理の問題の解き方のステップがわかるようになり、 自然に解くスピードが早くなって行きます。計算スピードを無理にあげなくても、 悩む時間が短くなれば、試験時間内に解ききれるようになります。 問題に解けるようになってきたら素早く解くことも意識していくと良いと思います。

過去問の勉強法


(本番の予行演習としての)過去問演習は、時間を計ってやります。 <標準>のところでしっかりやっていれば、過去問の問題はほとんど解けるはずです。 たまに難しい問題や計算量のとても多い問題が紛れ込んでいることがあるので、 それを飛ばしたりしながらいかになるべく多く得点していくかも考えながら何度か過去問を解いて 練習すれば、試験中もあまり焦らずに済むと思います。

計算ミス、時間配分、大学の問題の傾向、など様々なことが過去問演習をすることでわかるので 受験直前には過去問演習は必ずするべきです。

都内トップ私立進学校出身者の高校物理勉強法


都内トップ私立進学校出身者である当塾、東大理三現役合格講師 荻原(センター試験821/900) が高校時代に行っていた物理勉強法を基礎レベル、標準レベル、過去問演習レベルと共通テスト対策、物理の勉強時期に分けてご紹介します。

基礎レベル


基礎レベルは学校の授業で学びました。 普通の学習指導要領に基づいたもので,特に変わった事はしませんでした。 定期試験前にテスト範囲をざっと見る程度の勉強で特に身についていなかったと思います。 ただ,その後身に付かなかったとしても一度やったことのある場合とそうでない場合では, その後の吸収に少し差が出てくると思います。

標準レベル


まず,名門の森から始めました。時間の都合上,力学と波動しか出来ませんでした。 一度解いた問題は完璧にするように心がけていました。ただ,公式も曖昧なままやっていたので, 答えまでの道筋を暗記している節もありました。 それでも,名門の森は最も典型的な問題が多く収録されているので,やってよかったと思います。 のちに原理まで理解するという条件付きで,最初は暗記という形でも問題ないと思います。

その後,塾のカリキュラムに沿ってやりました。 塾のカリキュラムは知識0の状態から受けられるものだったので, 再び簡単な基礎の内容から復習とともに応用的な知識も学んでいきました。 公式を丸暗記にせずに感覚的な理解,1からの導出ができるようにすることを意識していました。 応用問題は特に解かずに,公式や基礎的な原理の理解を一週間のうちに何度も繰り返していました。 基礎がままならないまま応用問題を解いてもあまり意味がないように感じました。 塾のペースで全単元をやり3年生の11月頃に終わりました。

過去問レベル


東大レベルの大学の過去問を一週間に3題ずつやりました。 どの問題ももう一回やったときに解けるように意識して取り組みました。 東大の過去問を10年分,市販の本でやりました。 1月から試験日までなるべく等間隔にやりました。

東大レベルの過去問でも基礎レベルがしっかりしてれば一部以外は簡単に終わるものなので, たまに基礎を復習するような感じで特に問題なく進めました。 慣れてきたのちは,時間を削ることを目標としていました。

共通テスト物理対策


共通テスト対策としては,指定の教科書を一読したのち過去問を数年分ときました。

勉強時期


高1、高2では主に上記の基礎の部分をやっていました。 高3の1月から上記の標準のところに入りました。

物理の勉強失敗談



東大理三合格者と言えども受験期を通して何度も壁にぶち当たったり、勉強法で失敗したりして合格を掴んでいます。 決して順風満帆な受験期を過ごしているわけではないのです。 しかし、失敗から何を学ぶか、どう生かすかで結果は変えられます。

この部分について地方公立高校出身→東大理三現役合格講師 岡田(センター試験844/900) の体験談をご紹介します。

⾼3の8⽉〜10 ⽉の間は東⼤模試を1回分75分の時間制限をつけて解いていました。 解き終わった後は解説をなんとか理解してから、時間制限を設けずに解き直しまし た。 しかし結果的にこの勉強の仕⽅では伸び悩みました。

理由は初めから本番と同じ時間制限をつけて問題演習をしていたからだと思います。 『標準的な問題を解けるようになる→時 間をかけて過去問を解く →問題形式・傾向に慣れて早く解けるようになる』と⼿順を踏むべ きだったところを焦って 『時間をかけて問題を解く』部分を⾶ばしてしまったわけです。

解けなかった問題が
⑴ ⼿が出ない難問
⑵ 標準問題だけど解くスピードが遅いから解けなかった問題
⑶ 標準問題だけど知識不⾜で解けなかった問題
のどれに該当するのか突き⽌めることができず、⾃分の課題を正確に認識できなかったのでしょう。

この経験から、過去問演習の初期段階では時間制限を設けずに解いて⾃分の課題 (=知識の抜け、解放のストック不⾜)を把握するのが良いと考えています。

共通テスト模試の 過去問は本番よりも難易度が⾼かったり、 悪質な引っ掛けがあったりするのでこれも参考 程度に考えていました。 これらは知識の抜けを⾒つけるために解くぐらいの気持ちでいい のかなと思います。

共通テスト後から2次試験本番までの物理の勉強


共通テスト後から⼊試本番までは主に過去問演習をしていました。 東⼤模試の過去 問演習での反省から初め10年分くらいは⼤問毎にバラして、 時間制限を設けずに(本番で は⼤問1問あたり 25 分で解くべきですが、 30~35 分かけて解いていました。)解いていま した。

そうすることで弱点を埋めると同時に、東⼤物理の傾向慣れしました。 その後は捨て 問の⾒極めを含めた実践演習をするため、 物化1年分をワンセットにして時間制限150分 で解いていました。 ⼊試本番では電磁気の問題を全然解くことができず⼤問2をほぼ⽩紙 で出したのですが、 結果では 44/60 でした。

多分電磁気の問題の難易度が⾼すぎて出来が 余りにも悪かったので得点調整したのだと思います。 以上、あくまで個人的推測です。 (私は⼤問1:25点、⼤問3:25点、 ⼤問2:10点とかに配点調整したのだと思っています。)

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 岡田(センター試験844/900)」

受験物理の勉強の経験から伝えたいこと


物理の勉強を通して⾃分の思ったことを箇条書きで書こうと 思います。
・過去問演習はやり⽅を間違えると全然伸びないが、正しいやり⽅で使うと20点くらいは 普通に伸びる
・共通テスト対策は過去問直近10年分くらいを実践演習として、 それ以前のものと模試の過 去問を知識の抜けや原⼦物理(東⼤ 2 次では出ない) の演習不⾜を埋めるための素材とし て使うのが良い
・得点調整は本当にあるので試験本番は得点の最⼤化だけを考えて、 分かりそうにないもの はすっぱりと捨てるべき

以上、「地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 岡田(センター試験844/900)」

物理のレベル別問題集・参考書


物理の問題集・参考書について、当塾、東大理三合格講師陣の簡潔な分析コメントとともに掲載します。 勉強法の箇所で述べてきたことをしっかり考慮して自分が使うべき参考書や問題集を選んで下さい

教科書レベルの参考書


現役生は、学校の授業があるので教科書やその傍用問題集で理解をしていくのが最も効率的と言えます。 ただ、物理が苦手、授業に後れを取ってしまったという場合や教科書や授業が分かりずらいという場合は 以下の教科書代わりの参考書を独学で読み進めていくとよいでしょう。

『橋元の物理をはじめからていねいに』(ナガセ)

教科書から受験問題に出そうなところを絞って、詳しく説明してくれています。 イラストもおおく、わかりやすいです。独学で教科書を読み進めるよりは、 これを使った方が理解がはかどると言えます。

「力学編」「波・波動・原子編」「電磁気編」に分かれています

基礎~標準レベル問題集


勉強法部分でお伝えしたことの再確認になりますが、 「物理は公式を覚えてもそれを実際の問題の中でどう使うのかという点が難しい」のです。 したがって「問題の中での使われ方を含めて公式を理解・記憶していくことが重要」になります。 この点から物理において問題演習は非常に重要であり、 この「問題の中での使われ方を学ぶ」のがこのレベルの問題集を用いた問題演習の目的です。

『物理のエッセンス』(河合出版)

教科書と並行して進めていくことをおすすめします。後掲の一般的な標準問題集よりかなり基礎よりの問題集です。解説部分は分かりやすいですが、公式の導出はほとんど載っておらず、この部分で物理を理解するには不向きです。必ず教科書を併用しましょう。問題は基本となる解法を習得するのにちょうど良いレベルですので教科書を併用すれば現役生であても浪人生であっても物理の基礎を習得するのにおすすめです。

「力学・波動」「熱・電磁気・原子」に分かれています

『漆原の物理 明快解法講座』(旺文社)

参考書と問題集を合わせた形式。物理基礎と物理の範囲で全100題程度とかなり問題数が絞られていて、必須となる問題だけを効率よく演習できるメリットがあります。また解説もわかりやすいため、独学用としてもおすすめします。

『良問の風』(河合出版)

『物理のエッセンス』より少し難しめの問題集。以下に紹介する『名問の森』よりは簡単で、中間的な立ち位置の問題集である。『名問の森』 レベルの問題を習得しなければいけない人にとっては必要ないが、そこまでのレベルを必要としない人にとってこれが標準問題集の位置づけとなる。志望校の問題のレベルを物理をマスターした人に見てもらい選択すれば無駄な勉強を避けられる。

『物理基礎問題精講』(旺文社)

『物理標準問題精講』より基礎的な問題集と言える立ち位置。解説がわかりやすく、問題数が厳選されている。

『名問の森』(河合出版)

難関大学を含めて典型と言える標準問題集である。ここに載っている問題をきちんと習得すれば、受験で出題される問題のほとんどに対応出来る。問題を解く際のヒントが 書いてあるため、その部分を隠して解いていくのが良い。

少し詰まった らヒントを読んでまた考える、といったように段階的に使っていくと良い。ヒントの部分は解法の指針になるので、正解した問題についてもしっかりと読もう。解説は分かりやすいが、たまに不親切である。解答としてわかりにくいものも中にはある。実力が高い人に質問できる環境にあればさらに物理を効率的にマスターできる。

「力学・熱・波動1」「波動2・電磁気・原子」に分かれている。

『物理重要問題集』(数研出版)

標準問題集。『名問の森』とほぼ同レベルだが、問題数が多い。解説はシンプルだがわかりやすい。問題数が多いので、すべての問題をやりきるのは大変である。A問題とB問題があるが、B問題は数が少なく、 難しい。A問題だけやっても良いが、B問題もレベルは大きく違わないので、どちらもやった方がベターではある。

『物理標準問題精講』(旺文社)

標準問題集。問題数が少ないので、時間がない人向け。ただ、問題の難易度はかなり高く、東大の過去問なども多くのっている。解説は詳しいが、問題のレベルが高いので、自力で理解できないことも多い。誰かに質問できる環境が欲しい。問題によっては解けなくてもよいほどの難易度のものもある。

難関レベル問題集


多くの受験生にとって以下に掲載する問題集は必須ではないということに十分注意してご覧ください。 逆に以下の問題集を闇雲に使ってしまっている人は、 現状の自分の実力、志望校の問題の性質、さらにはあえて以下の問題集を利用する目的を再確認しましょう。

『難問題の系統とその解き方物理』(ニュートンプレス)

標準問題集。『名問の森』『重要問題集』よりも難しい問題が多い。問題数も多く、ほとんどの受験生にとっては必要ない。演習問題には典型的でない、癖のあるものが多い。また、解説も数式の羅列で非常にわかりにくい。余力があり、苦手分野に絞って演習量を確保して、物理を得点源にしたい場合にのみ使うといいだろう。使うとしても例題のみという使い方でもよい。

『新・物理入門』(駿台文庫)

参考書。決して入門ではない。微分積分を使って公式を証明している。 教科書に載っているレベルではなく、もっと深く知りたいと思ったら読んでみても良いが、必須ではない。『道標』と比べ日本語の解説が多い。 あくまでも高校数学の範囲で説明しようと試みている。

『理論物理への道標』(河合出版)

参考書的な位置づけ。『新・物理入門』と同じく、公式をより深く理解することができる。問題が載っており、そちらは割と標準的である。

「<上>」「<下>」にわかれている。

医学部受験の物理勉強法と対策と東大医学部講師が分析


当塾が誇る、受験物理を極めた東大医学部(理三)合格講師30名超による 医学部物理を攻略するための勉強法と受験対策についてお伝えしています。

医学部受験生が誤解している物理の入試問題の捉え方、 医学部物理の入試問題の難しさには2種類ある、 医学部受験であろうが物理の学問としての性質は不変、 物理の受験基礎レベルの勉強法、 医学部合格者の基礎段階の勉強法の共通点、 教科書レベルの物理参考書、 受験標準レベルの物理勉強法、 物理受験標準レベル学習段階での医学部合格者の共通点、 物理力を身に着ける基礎~標準レベル問題集、 過去問演習段階の物理勉強法、 医学部受験生が特に注意すべき受験対策、 物理の難関医学部受験対策、 難問医学部対策としての物理問題集、 鉄壁な医学部受験対策をとるために必要となる知識、 について解説しています。 医学部受験生の皆さんはもちろん受験物理を得意科目にしたい受験生は是非ご覧ください。

【医学部受験】物理勉強法と対策を東大医学部講師が分析 ▶



共通テスト物理・物理基礎の勉強法


理系受験生の共通テスト物理の勉強法、文系受験生の共通テスト物理基礎の勉強法については 当然ですがこのコンテンツとは異なる対策が必要となります。 以下では共通テスト物理と物理基礎の勉強法と対策についてのコンテンツをご案内します。

理系受験生の共通テスト物理の勉強法と対策


このコンテンツで説明してきた物理の勉強法をもとにきっちりと物理の基礎力をつけていき、 二次試験対策・私大対策を行えば、物理の共通テストに特化した対策を特に行うわなくても 9割程度の得点を獲得できる知識と思考は十分身につきます。

しかし、共通テスト物理の出題特性に合わせた問題慣れや対策がおろそかであれば 共通テスト本番で高得点、満点を獲得できません。

物理の共通テストで9割超、満点を獲得するために以下のコンテンツも是非ご覧ください。

共通テスト物理の勉強法|9割超への対策 ▶



文系受験生の共通テスト物理基礎の勉強法と対策


文系受験生は、物理基礎の対策に多くの時間をさけないですし、 戦略上あまり多くの時間を割くのは得策ではありません。

共通テスト物理基礎で高得点を獲得するために、他の理科基礎科目との比較や科目選択の視点、 さらには具体的な勉強法について説明している以下のコンテンツを是非ご覧ください。

共通テスト物理基礎の勉強法|9割超への対策 ▶



勉強法と共に必須となる物理対策の知識


物理の勉強法も学び、物理の指導も受け、物理の勉強や対策にそれなりの時間を費やしているのに物理が伸びない人は伸びません。この原因皆さんはしっかり分析できていますか?

物理勉強法や対策というものは世間には沢山あります。 しかし的確性・質に大きな違いがある= その勉強法や対策から得られる受験結果には雲泥の差が出る、 この現実と原因に気づいていますか?

物理の実力が伸びないのはなぜ?受験界の隠された真実


合格基準を満たしていない物理勉強法をいくら学ぼうが、物理の受験対策として指導をいくら受けようがあなたの物理の実力は合格レベルまでは確実には伸びません。 合格はこの時点で運になってしまっているのです。 指導者がそもそも有していないもの、有していないレベルのものを教えることなど決して不可能、 したがってそれを受験生が得ることなど決してできないのです。

指導側に受験結果が伴っていなくても表面的に同じような勉強法を語ることは優れたものを剽窃していけば誰でもできてしまいます。しかしそのようなものは本質を理解できていないゆえに必ず論理破たん、論理矛盾があります。これを信じてしまうといくら勉強しても効率的に物理の実力はつきません。

絶対的な実力・質の差=結果の差


ここからは更なる核心にふれます。当塾が著書でも講座説明でも『圧倒的実力』という言葉に込めているメッセージの真意をご説明します。 まず下図をご覧ください。

圧倒的実力の差



受験指導や勉強法を謳うものには様々なものがあります。 しかし、講師の受験結果・実力の差からみなさんが思っている以上に得られるものに大きな差が生じるという現実があることをどこまで理解できているでしょうか。

医学部や旧帝大及び早慶などの難関大理系に合格することは非常に難しいですよね。 なぜ難しいかといえばそこに合格するだけの知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウを身につけること、自力で発見することが難しいからです。不合格という結果は合格するだけの知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウを身につけること、自力で発見することが不可能だった、十分でなかったからです。ここまでは誰もが簡単にわかることだと思います。

また、そもそも医学部や難関理系を受験していなかったのなら自身で対策すらしていないのですから何もその人は有していません。医学部や難関理系に合格するための物理の優れた勉強法や対策、指導という点に関しては、たとえ東大合格者であっても文系合格者であれば的確なものは有していないのです。

では、上記のお話を指導する側からとらえてみてください。指導者になったからといって自身が実際に合格していない、対策していないにもかかわらず、医学部や旧帝大及び早慶などの難関大理系に合格するだけの物理の知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウを教えることができるでしょうか?

医学部や難関理系に合格する知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウというものを持っていなかったから合格していないのです。物理をはじめ他の受験教科を満遍なく効率的に得意科目まで押し上げることが出来なかったのです。 上図でのの部分に得られなかったもの、得ていないもの、知らないもの、理解していないものが存在しているということです。 また、そもそも医学部や旧帝大レベルを受験していないのであればそのレベルに至る知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、ノウハウというものをそもそも知らない、正確に捉えることなど決してできないことは説明するまでもないことです。

一口に物理勉強法や対策と言っても雲泥の差


上図でのの部分について欠けている人の勉強法を参考にしたり、講義を受けたり、計画指導を受けたり、その人に質問をしたとして医学部や難関理系合格に必要な十分な知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、ノウハウを満たしたものが得られるでしょうか。教科や分野を問わず本当に的確なものを効率的に得ていくことが出来るでしょうか。 答えはノーなのです。合格基準を満たした物理勉強法や対策を十分な質とレベルで得ていけるなどということはありえないのです。そもそも持っていないもの、知らないものを教えることなど不可能だからです。

さらに、たとえ上記それぞれの合格ラインを超えていても、 ギリギリ合格の場合や同レベルの他の大学や学部を不合格になっている場合は の部分についても知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、ノウハウが欠けている、欠けている可能性が十分にあるという証拠なのです。さらに文系学部合格であるならば医学部や東大理系、さらには旧帝理系学部、早慶や難関私大理系の数学について合格レベルを超える本質的理解やエッセンスの抽出等のノウハウを持ち合わせていません。さらにつけ加えるなら同じ医学部合格者や東大・旧帝大理系合格者と一言でいってもその実力差はものすごく大きいという事実も知っておいてください。

以上の現実を非常にわかりやすい例でみなさんに問います。東大理三に合格していない人から東大理三合格に本当に必要な指導やノウハウを得ることが出来るでしょうか? これは不可能であることは簡単にお分かりいただけると思います。あなたの志望校がどこであってもそれを『数段』超える実力をつけている人間から 数学勉強法や対策を学ぶことで初めて合格に必要なすべてを得ることが出来るのです。

世の中の物理勉強法の闇


受験生時代に一生懸命勉強して得られなかったものをその後に得るなどということはほぼ不可能です。難関理系に合格すること、さらにはその上の旧帝大理系に合格すること、 さらにはその上の東大理系や医学部に合格することは非常に難しいことだったはずです。 それが指導者になったからと言って安易に得られるはずはないのです。 確かに表面的な知識は指導年数を重ねれば得ることはできます。しかし本質的理解やそれを前提とした思考、エッセンス、ノウハウの本当に優れたものの正体は事後的に安易に得られるほど薄っぺらいものではありません。 また、実際の試験を通じて合格という結果に実証されていない限りそれは役立つものではありません。結果を出していなくてよいのならそれは誰でも主張できます。 仮にそれを事後的に本当に得たのであればその人の受験生時代の勉強法や勉強計画には重大な欠陥があったことになります。 要するにその部分で受験生としての限られた時間的制約の中で本当に優れたものを得ていない、 よってその部分の本当に優れたものを教えることはできないという事実があるのです。

物理の入試問題の性質から導かれる致命的な現実


医学部や難関理系の物理の問題と言えども基礎標準知識を前提とした範囲の問題を取りこぼしなく解答できれば確実に合格できます。例えば、東大の問題ですら基礎標準知識の本質的な理解とその使いこなしで合格点を遥かに超える得点を獲得できるように作られています。 さらに私立医大や私大理系であっても基礎標準知識の本質的理解を用いて基礎標準知識問題を取り切れば合格点を超えます。この事実の意味をよく考えてください。ここに指導側の受験結果の差から導かれる物理勉強法の質や対策、さらには指導における重大な秘密が隠れています。

基礎標準知識の本質的な理解とその使いこなしが出来ればどこの大学にも合格できる、ということは難関理系に合格出来なかった、していないという事実は、どの大学でも合格のために必須となる基礎標準知識の本質的理解とその使いこなしの術が足りていない、空白の部分があるという事実を示します。これを指導者の側から考えてみてください。圧倒的結果を出している人間しか十分に指導できる基礎標準知識の本質的理解とその使いこなしの術は網羅的に有していないということなのです。ここに至っていない人は基礎標準知識の範囲ですら的確なものを教えることができない・曖昧な部分・空白の部分が多々存在するという現実を意味するのです。あなたの志望大学がどこであっても必ず出題される基礎標準知識の範囲において存在するのです。これが数学の勉強法や対策、さらには指導にすべて影響してくるのです。ここに気づかないことは恐ろしいことではないですか?

受験結果の真実を分析した究極の物理対策


以上の受験結果の真実=各教科を大学受験最高のレベルと網羅性を満たして教えることが出来る⇒ これによって本当に的確かつ実力を確実にあげる勉強法(勉強計画や受験戦略)を初めて教えることが出来る という事実を分析して東大医学部・理三合格講師30名超を有しその叡智を結集して物理勉強法をはじめ全教科の勉強法や勉強計画、受験戦略、受験指導をご提供しているのが叡学会(株)合格の天使です。 講師の実力差によって得られるものが全く異なるという現実を十分理解したうえで、物理勉強法対策というものをしっかりと考えて合格へ向かってください! 本気で物理の実力をあげたいなら、受講云々は抜きにして、本当に優れた指導やノウハウ、方法論というものがいかなるものなのかを 公式サイトのトップページから是非ご覧ください。

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※今後も物理の勉強法と対策のコンテンツを追加して行きます。お友達やお知り合いと適切な情報を共有し切磋琢磨しあうことは、あなたの合格可能性を高めることに非常に役立ちます。実はこのこと自体が難関大学合格者に共通した受験対策の特徴でもあります。以下のシェアボタンを押せば簡単にシェアできます。

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