子供を難関中学に合格させるための幼少期の教育

保護者の受験対策 幼少期の教育

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保護者の受験対策 幼少期編

子供の可能性を信じる教育

子供への深い愛情と可能性を信じてあげる力が子供を大きく伸ばす


このコンテンツは東大理三合格講師槇のお母様のブログ記事を移管しているものです。原本である槇のお母様のブログはこちら ▷です。

プロローグ


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「プロローグ 合格発表」

東大の合格発表を見に行ったのは、確か六年前。そのときは 息子が先に見に行って、私が本郷の赤門に着いた頃には携帯で、「受かってたよ」と言った息子はとっくに帰り道。仕方なく東大校内の三四郎池上の合格発表用パネルで合格を確かめました。でも、番号だけ。なんか実感がなかった。だからリベンジだったのかな?

今回は父親が運転する車で一緒でした。東大に 近づくにつれて今度はさすがに息子も「こわい。」と一言。そうだろうな。これで落ちたら休学中の工学部に戻る約束です。デジャヴのような、同じ景色です。胴上げをしたり笑って写真を撮ったりしている人垣をかき分けて番号を探す。

あった~! 医学部と書いてある下のわずかな合格者番号の中に、確かに浩彰の番号がありました。 うれし涙で曇る目で 写真を取りながら、長かった今までのことを省みました。

息子がここまで来られたことは、もちろん本人の努力ですが、母親である私も多少は関わっています。 どんなことをしてきたか思い出しながら記録に留めていきたいと思います。

プロローグ終わり

志を立てるのがはじめの一歩



「志をたてるのが初めの一歩

新年の志というものがあります。お正月に新しい年の目標を立てて、その年を新たな気持ちで始めようというものです。 子どもが生まれた時も同じです。

この子はどんな人になって欲しいかを考えて名前をつけたり大人になったわが子を想像したり。 でも普通は、まだ海のものとも山のものとも分からない赤ちゃんの世話で精一杯です。

そこまで考えていなかったというお母様に … 今からでも遅くはありません。思い立った時が始め時です。 賢くなって、例えば東大にでも入ってほしい、でもいいのですが、そのお子さんへの夢を、目標として実現しようといつもいつも志すことが肝心です。そして、その一旦決めた志は決して変えないことです。子どもを信じて夢を語ってあげましょう。

でも自信がないという方へー、私は息子と違って、東大でもなく国立でもなく、私立のお嬢様学校に高校までいて、中流の大学を出ています。ただ違っていたのは、父が東大出身だったこと。でも、これだけでは強い志を立てられませんでした。 動機は、普通の母親なら一番に考えること、子どもが元気に育ってほしいという願いだけでした。

浩彰が生まれて1ヶ月半のときに、その試練が与えられました。浩彰は幽門狭窄症という病気でした。 せっかく飲んだ母乳を全部噴水のように吐き出していました。全部出すとすっきりした顔をするのですが、お腹がすいて泣く、飲んでまた出すの繰り返しー悪夢のようでした(>_<)

きっと元気になる



「きっと元気になる

真夜中の宝塚市民病院は、夏なのに何故かひやっとしていました。

実家の近くの病院にみせたときには何故か診療拒否をされてしまいました。男の子はよく戻すから、という女医の冷たい言葉がまだ頭に残っています 仕方なくそのまま宝塚の自宅に戻りました。 帰途の新幹線の中でも戻し続けて、宝塚の自宅に着いた頃には親子共々ぐったり その頃の浩彰の体重は3日で100グラムずつ減っていました。

翌日、宝塚市民病院の小児科に連れていってこれを話すと即入院。点滴で体重を増やし、一週間後に手術でした。ここの 小児科のお医者さんの優しいしっかりとした言葉の一つ一つが暖かく、この看護生活の心のともしびになっていました 前の女医さんの言葉とは雲泥の差でした。誰にでもわかるような説明でした。

「お子さんは、トップクラスの幽門狭窄症です。胃と腸の間のピストンのような管が狭いので、胃の伸縮作用の力が上にくるからピューっと出ます そこでここにタテに切り目を入れて 通りやすくする手術をします。お腹に10センチぐらいの切り傷が残りますが、治りますから大丈夫です 。」 とにかく明るいあのお医者さんの肯定的な話し方と笑顔が忘れられません。

手術前の一週間は殆ど眠らずの付き添いでした。母乳では分量がわからないのでミルクに切り替え、飲んだ分量と上からと下からとの出た分量を記録して、汚れ ものをトイレに捨てに行くのです。そのときの自分のサンダルの音が、殺風景でひんやりと感じた真夜中の病院の廊下に響いていました。

一週間後の手術は、ほんの数時間だったのに、数日間続いたように長~く感じました。赤ちゃんは麻酔が効かないときがありますが、ご了承ください、と手術前に麻酔医 が言いに来ました。でも寝不足の母親にはその意味がよく飲み込めませんでした。後から聞いたのですが、父親にはもっと詳しく話したそうで、もしかしたら自宅のベビーベッドには戻ってこないかもと思って覚悟をしていたそうです。でも、母親は本能的ですからきっと助かっていつか元気になる!と確信を持っていました。

手術は上手くいきましたーニコニコした先生の笑顔でした。名前が思い出せないのにそういうときの顔が鮮やかに目に浮かびます。ーただ、小学生くらいまでは上に出すと思います。この先生の言葉通りに大変になるのですが、その時は、この小児科の 先生が神さまみたいに見えました。

ありがとうございましたー今でもお会いしたら言いたいです。そして、あの子はおかげ様で元気に育ち、今では医師になろうとしています、とつけ加えて言うと思います 。母親が始めの一歩のこの体験で学んだことは多々あります。一番は、いつかきっと元気になる、子どもの生命力を信じること、でしたが、次には「言葉の大切さ」でした。

母親の自分にかけられる言葉、それも医者の言葉で精神的に不安になったり安心したりと変わります。 お医者さんはいっぱいいますが、母親は世界に一人しかいないのです。 その母親の自分の子どもにかける言葉 は本当に重いのです。一言一言が大切です。

続く

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