難関中学受験の算数・国語・理科・社会
の勉強法と対策の仕方

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算数、国語、理科、社会
の勉強と対策の仕方


このコンテンツは東大理三合格講師槇のお母様のブログ記事を移管しているものです。

中学受験では子どもが勉強しやすい環境を作るー前編



「中学受験では子どもが勉強しやすい環境を作るー前編 」

1.本が好きな子に育てる 📖

2.目標校に早くから連れて行く 📖

3.勉強は親が見えるところでする 📖

息子の出生時のお話しから急にとびます。それでも、今まで書いてきたのは中学受験における心構えでもあります。 ブログ2ー信念を通す。
ブログ3ー子どもを信じる。

中学受験のために子どもに具体的にしてあげる前に、まずは、親が志を曲げないで強気で挑むことが必要だと思います 勉強をするのは本人ですのでより良く勉強できるように環境を整えることを第一に考えました。

まず、ローマは一日にてならず。この子はお腹に手術の後のキズがあるから、それにこだわらなくて済むくらいの学歴をつけたいと早くから思っていました。 幼児期のことはまた違う機会に書きますが、読み聞かせを毎日寝る前に必ずしていました。読み聞かせは六年生まで続きました。

「ずっこけ三人組」などの好きな本は自分で読むので、私が読むのは名作とか解説文とか受験に出てきそうな本でした。小学校卒業の時には、図書室にある本を全部読み終わっていました。本を読む楽しさを知るのは読み聞かせからです。でもとにかく手に取ったものは何でも、漫画でも週刊誌でも好きなように読ませて、制限しませんでした。

目標校に早くから連れて行く 📖


小学校一年の時から、開成中学の文化祭に連れて行きました。 運動会も刺激になりますが見てるだけなのでそんなにインパクトはありませんでした。それよりも参加型の文化祭に息子ははまったようです。 特に面白かったのは探偵ゲーム。それからというもの、毎年文化祭に行くのが恒例になりました。三年生くらいになると、お友達と自由に好きなだけ回ることができるようになりました。 この学校に入ってみる?ーうん、入りたい。

動機ができました!でも高学年になり、本当に自分でも開成を目指しての勉強に乗ってレベルが高い塾での学習が進むにつれ、さすがに開成中学では毎日が文化祭ではなさそうだとわかったと思います。その頃には学問の面白さがわかっていたのではないでしょうか。

勉強は親が見えるところでする 📖

家でする勉強は電大きな食卓の一部を使ってやっていました。親がいつも見ているところです。 目の前に出来立ての夕食があって、宿題がすんでからご飯ね と言える場所です。 もちろん他の家族もいて、テレビもついています。それでも周りの音に左右されないで集中して勉強することができるようになっていきました。時には親も一緒になって問題を解くこともありました。

高校受験や大学受験と違って親も一緒に同じことをしてあげる。または親が仕事に一生懸命 向かっている姿を見せていました。私も働く母親でしたから。 父親も遅く帰ってきても食卓に子どもがいれば、夕ご飯を食べながら声をかけたり質問に答えたりできます。 苦しかったら一緒に苦しんで楽しかったら一緒に楽しめるどこにでもある、そんな家族環境でした。

中学受験ー中編 理科と社会は生活経験で覚えるのが先



「中学受験ー中編 理科と社会は生活経験で覚えるのが先 」

📖 科学博物館に行こう!
ドラえもんの漫画を読む📖

受験勉強に入るのは高学年でしたが、小さいうちにしていたことが生きてきました。 理科と社会はとにかく覚えることが多く、暗記力を要します。暗記も限度があります。まず身体で覚えていくほうが楽なのではと考えました。

📖 科学博物館に行こう!


理科は実験の問題を解くというより、まずは経験させました。 例えば、低学年で理科実験クラブに入っていました。子ども用の白衣を着て、フラスコを持ったり。その頃は、まさか大人になって白衣を着る仕事につくとは思ってもみませんでしたが。

また、科学博物館にはよく連れて行きました。息子は、気に入ったものがあると動かないので、気の済むまで同じ所にいました。子どもに流れている時間と大人の時間感覚は違います。同じことを1日していても飽きないものです。

例えば、科学博物館の中に、大きな磁石が上からおりてきて釘をつかむ、釘はいっぱいひっつくのですが、磁石が上がっていくと重みに耐えられなくて途中で落ちる。でも下にいくとまたくっつく。 この繰り返しなんですが、なにが面白かったのか、それを一日中みていました。私はというと、子ども一人をおいておくわけにもいかず、トコトン付き合う覚悟で本をそばで読んでいました。

ドラえもんの漫画を読む📖


社会も同じように経験です。低学年では、サバイバルと称して、大きなリュックを背負わせて、あちこち連れ回しました。家族旅行もよく行きました。日本の地形を覚えるのではなく、連れて行けば無意識にでも感覚的に分かります。

また、漫画も好きだったので低学年では「ドラえもんの日本の 歴史」は愛読書になっていました。 「ドラえもんの○○がわかる本」も、全部読みましたが、何度も読み返すのでボロボロになって読めなくなり、二冊目を買っていました。 また、公文の日本地図パズルもよく遊びました。

高学年では、塾が忙しくなって なかなか行けなくなりましたので、低学年のうちにあちらこちら行くことが、机上の勉強に役に立っていきました。

中学受験ー後編Ⅰ 国語力は読書から、読書力は読み聞かせから



中学受験ー後編Ⅰ 国語力は読書から、読書力は読み聞かせから

本が好きになるためには、本屋さんや図書館に小さいうちから一緒に行きました。親が本を読む姿を見せました。

本屋さんでは、買いたい本を自分で選ばせ、図書館では借りたい本を自分で持って来させました。あとは寝る前の読み聞かせです。だんだんにもっと読みたい、になりました。そして、昼間も一緒に読むようになり、私が忙しい時には他の人が読むこともありました。読めない字はその場で読んであげたと思います。

好きな本と言えば、車が好きだったので、時には車の図鑑を読んでとせがまれて、何日も何日も車の図鑑を読み聞かせていました。図鑑ものは、数字や漢字も多く、その繰り返しの中で自分で読むことができるようになっていきました。これは幼児期の話ですが、読み聞かせは小学生からでも決して遅くはありません。前に書きましたように六年生の中学受験前までしていました。それが親子二人三脚で受験に立ち向かうことにもなっていきました。

パソコンと同じように、インプットをいっぱいすれば、言葉はほとばしり出てきます。読書から読む力がつき、書く力ができました。 開成中学受験問題で初めて作文が出たのが、息子の受けた年でした 。算数の図形問題で記号を読み間違えて大問の一つに失敗したと、受験を終えた時に言っていました。これはダメかなと思ったのですが、なんと作文で上手くいったらしいのです。開成は算数ができればよいと受けた人が多かったようです。国語力に救われた合格でした。

中学受験ー後編そのⅡの1「数かぞえと九九の暗記で算数の計算に強くなる



中学受験ー後編そのⅡの1 「数かぞえと九九の暗記で算数の計算に強くなる 」

どこの中学の算数の受験問題も、大問の初めの一問は計算です。それも、引っかかりそうな面倒な問題です。分数の四則が入り混じっていて二重カッコまでついています。

なぜこのような複雑な計算をはじめにさせるのかと言うと、脳のウォーミングアップも兼ねますが、もう一つ、出題者の意図もあると思います。 受験会場 という特殊な環境の中で、どれだけ落ち着いて計算が間違えずにできるか、なのです。 いくら練習していても、大勢の中で普段の実力を本番で発揮するのは大人でも難しいです。ましてやたった12歳 ですし、初めての経験で緊張もしています。その中で速く正確に計算できた人が勝ち、一問でも間違えたら、そこで出題者は合否の判断にするのではないでしょうか?

息子は計算力はつけてきたつもりです。幼児期には、ものを数えることから始めて、数の表を言ってみたり、数感覚を養っていました。先の数が足し算、前の数が引き算の感覚です。 また、九九は遊び感覚で歌にして言えるようになっていました。口で言うのはどこでもできます。例えば、ファミリーレストランで食事がくるのを待っている間や電車の中などでもできました。

小学生でよくしていたことがあります。 よく車に乗って移動したり、旅行をしました。そのときに乗っているだけでは退屈だからとやっていたのは、前の車や対向車のナンバーを足したり引いたりすることです。 こちらが問題を出して息子が答えるという仕組みです。 だんだんレベルアップして、かけ算わり算もしました。 次には、加減乗除を全部入れて 。対向車は速く計算しないと次の車がすぐ来るのでスピードも大切です。楽しみながら数に強くなっていきました。それが本番でも効果があったと思います。

続く

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