共通テスト倫理政経9割超、満点への勉強法と対策

共通テスト倫理政経の勉強法と対策


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共通テスト倫理政経勉強法

9割超への対策

東大理三合格講師陣が
共通テスト倫理政経の問題の性質を完全分析
9割超、満点を獲得するための勉強法と対策を徹底解説!


共通テスト倫理政経の勉強法と対策


共通テスト倫理政経の勉強法と対策では、共通テスト倫理政経でで9割超~満点の得点を獲得するための 勉強法と対策についてお伝えしていきます。


この、共通テスト倫理政経の勉強法と対策のコンテンツでは、 実際にセンター倫理政経で9割超・満点の得点を獲得している 東大理三合格講師による書下ろし記事を交え、 主として理系受験生が効率的に共通テスト倫理政経を攻略しかつ高得点を確実に獲得するための 勉強法と対策についてお伝えしていきます。

このコンテンツをご覧いただいている皆さんは、 全国の受験生に対して大きなアドバンテージを得ることが出来ます。

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世の中には、出典や引用、参照文献を示さず、かつ自身が受験はもとより、 受験生時代に勉強もしていない科目の勉強法を語るものや 9割超や満点を取っていない人がそれをとる方法を語るものがあります。 しかし、自身が勉強も受験もしていない科目や自身が本番で9割超や満点を獲得していないのに9 割超や満点を取る方法を語るとするならばそれは
・本質を突いたものでない
・他からの無断拝借である
のどちらかと言えます。

みなさんは、高得点結果に実証された共通テスト倫理政経の勉強法と対策を このコンテンツからしっかり学んでください。

なお、このコンテンツは、共通テスト対策について全教科について具体的かつ詳細に勉強法と対策を 書き記した 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】共通テスト完全対応版 ▶
からの抜粋を含みます(厳重な著作権保護対象です)

「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】共通テスト完全対応版では、 2014年の初版以来引き継がれる当塾のブレ無き受験戦略・勉強法に加え、 30名超の東大理三合格講師と多数の東大文系上位合格層講師が共通テストの趣旨・問題を分析し、 全教科の詳細な共通テスト対策を体系的に掲載しています。 「二次試験・私大個別試験」及び「共通テスト対策」の 受験戦略・勉強法、勉強計画を完全網羅した一冊です。 共通テストで高得点獲得し、二次試験・個別試験対策も万全に行いたい方は是非手にしてください。

【コンテンツ 目次】

共通テスト倫理政経の科目特性

(1)マスターまでの所要時間

(2)暗記量

(3)本番での得点のしやすさ

共通テストで倫理政経を選択する場合に考慮すべきポイント

(1)暗記が好きか・得意か

(2)共通テスト社会科目で高得点を獲得する必要があるか否か

(3)共通テスト社会対策に時間を割くことが出来るか

共通テストの倫理政経を勉強する際に知っておくべき事

(1)問題作成方針

(2)センター試験との違い

(3)共通テストにおいて満点を目指す必要はない

(4)倫理政経に特徴的な得点の伸び方

共通テスト倫理政経の勉強法手順

(1)年間計画の目安

(2)最初にやるべき勉強

(3)インプットの勉強の際に注意すべき事

(4)流れをつかんだ後にやるべき勉強

共通テスト倫理政経の勉強にセンター過去問は使える?

(1)センター過去問の近時のものは最大限活用

(2)過去問演習の勉強のポイント

9割超への勉強法と対策

(1)一問一答について

(2)暗記のコツ

共通テスト倫理政経対策のおすすめ問題集・参考書

(1)参考書

(2)問題集



共通テスト倫理政経の科目特性


共通テスト倫理政経の対策と勉強を効率的に進めていくには、 共通テスト倫理政経の科目特性をまず知っておくことが重要になります。 以下では、他の共通テスト社会科目との比較の視点から、 共通テスト倫理政経の科目特性について説明していきます。

以下の分析は、 当塾東大理三合格講師と当塾のオリジナルな分析結果です。

マスターまでの所要時間


以下は、8割までの得点を目安にマスターまでにかかる時間を比較分析したものです。

左から順にマスターまでに時間が必要になる科目です。

右に行くほどマスターまでの時間が減る科目です。

図1

世界史>日本史≧倫理政経≧地理


図1からわかるように倫理政経は共通テスト社会4科目の中で マスターまでに時間がかからない科目になります。

暗記の比重


左から順に暗記の比重が大きくなる科目です。

右に行くほど暗記すべきことが減る科目です。

図2

世界史>日本史≧倫理政経≧地理


図2からわかるように倫理政経は共通テスト社会4科目の中で、 世界史や日本史に比し暗記量が少ないといえる科目です。 このことから図1で見たように8割までマスターするのに所要時間が少ない科目でもあるのです。

本番での得点のしやすさ


以下は、平均点などではなく、実際に努力と得点がどの程度比例関係にあるかを考慮して分析した結果です。

左から順に得点が安定しやすい科目です。

右に行くほど得点が安定しにくい科目です。

図3

世界史=日本史>倫理政経>地理


共通テスト倫理政経はマスターするまでに暗記事項が少なく時間がかからない反面、 共通テストの問題の性質から、満点を狙いに行くのは得策ではない科目になります。 この点の詳細は後述します。

共通テスト倫理政経を選択する場合のポイント


上記の科目特性を踏まえ、選択に際してのポイントを示しつつ、 共通テスト倫理政経選択がおすすめの受験生について分析します。

暗記が好きか、得意か


図2で示したように共通テスト社会4科目の中で暗記の比重が比較的軽いのが倫理政経です。 共通テスト社会でそこそこの得点を獲得できればよい理系受験生にはお勧めの科目ではあります。

共通テスト社会科目で高得点を獲得する必要があるか否か


図3で示したように、共通テスト社会4科目の中で倫理政経は本番で満点を狙って獲得しにくい科目と言えます。 他方で、マスターにかかる時間や暗記量の少なさというメリットとをどう総合考慮するかが受験戦略上重要になります。

この場合に絶対的に考慮すべきは、志望校の合格点に占める共通テスト社会科目の得点比率です。 医学部や難関理系を目指す受験生は特に戦略的に重要になります。

例えば、東大の場合は共通テストの得点900点満点(リスニングを除いた得点)が110点に圧縮されます。 したがって東大理系受験生の共通テスト社会の得点は100点満点であっても12点程度、80点の場合9.6点程度に換算されるにすぎません。 要するに共通テスト社会で100点を獲得しても80点を獲得しても合否に占める得点差は2.4点程度にすぎないのです。

この現実を見る限り、共通テスト社会に多くの時間を割くよりも、 英語、数学、理科にその時間を割いた方が遥かに効率的なのです。

この観点から、当塾東大理三合格講師陣の大半が地理を選択し、 あとの講師陣はほとんど倫理政経を選択しています。

逆に、地方の国公立医学部などで共通テストの合格点に占める割合が高い大学においては 共通テスト社会の得点もバカにできない比率になるところもあります。

この場合には、高得点を獲得しやすい教科も選択肢に入れて下さい。 とはいえ、共通テスト地理に比して倫理政経は9割までの得点を獲得することは難しくはありません。 あくまで満点を狙いに行くのは世界史や日本史に比して難しい、というにすぎません。 ですので、各自の志望校の得点に占める共通テスト社会の得点割合と共通テスト社会対策にかけることのできる時間を しっかり考慮してください。

共通テスト社会対策に時間を割くことが出来るか


共通テスト社会で高得点が欲しい状況の受験生であっても、他教科の仕上がり、 進捗状況によっては考慮すべき要素が増えます。

理系受験生の場合、共通テスト社会がそれなりに合格点に影響を与えるとしても、 英語、数学、理科に比べれば、共通テスト社会の合格点に占める得点比率は低いはずです。

あくまで、英語、数学、理科(国語があれば国語)対策を優先すべきであり、 共通テスト社会科目の対策は最小限に抑えるのが受験戦略上得策です。

共通テスト倫理政経を勉強する際に知っておくべき事


具体的な勉強法と対策に入る前に、 まず共通テスト倫理政経を勉強する際に知っておくべきポイントを見ておきましょう。

共通テスト倫理政経の問題作成方針


まずは問題作成者である大学入試センターの問題の作成方針を見てみましょう。

(倫理)
○人間としての在り方生き方に関わる倫理的諸課題について多面的・多角的に考察する過程を重視する。文章や資料を読み解きながら,先哲の基本的な考え方等を手掛かりとして考察する力を求める。問題の作成に当たっては,倫理的諸課題について,倫理的な見方や考え方を働かせて,思考したり,批判的に吟味したりする問題や,原典資料等,多様な資料を手掛かりとして様々な立場から考察する問題などを含めて検討する。
(政治・経済)
○現代における政治,経済,国際関係等について多面的・多角的に考察する過程を重視する。現代における政治,経済,国際関係等の客観的な理解を基礎として,文章や資料を的確に読み解きながら,政治や経済の基本的な概念や理論等を活用して考察する力を求める。問題の作成に当たっては,各種統計など,多様な資料を用いて,様々な立場から考察する問題などを含めて検討する。
(倫理,政治・経済)
○「倫理」「政治・経済」を総合した出題範囲から,上述の両科目の問題作成の方針を踏まえて問題作成を行う。
(出典:大学入試センター公式HP


センター試験との違い


共通テストでは文書や資料を与えられ、そこから考察が要求される問題がセンター試験より多く出題されます。 とはいえ、この考察の前提となるのは基礎知識です。 ですのでまず前提となる基礎知識をしっかり身に着けることが必要です。 そのうえで考察が要求される問題についてはアウトプットを通じて 的確な答えを導くアプローチを学んでいくことが重要になります。

共通テスト社会で満点を獲得する必要はない


共通テスト倫理政経を含め、共通テスト社会を勉強するうえでの注意点は 満点を目指す必要はないということです。

英語・数学・理科などは満点を目指すこともできますが、 共通テスト社会はその必要はありません。

志望校にもよりますが、8~9割取れれば十分です。 満点を目指すために残り十数点をもぎ取る練習をするくらいなら、 他の科目に時間を割いた方が合格に近づきます。 つまり、完璧を目指す必要はないとうことです。

倫理政経に特徴的な得点の伸び方


 

倫理政経の得点の伸び方の特徴として、ゆっくりと同じペースで、 着実に勉強したぶんだけ伸びていくという特徴があります。

地理は7~8割まで伸ばすのにあまり時間はかかりませんが、 そこから9割を目指していくのがとても時間がかかります。

これに対し倫理政経は 7~8割にするには地理よりは時間がかかりますが、 そこから9割に伸ばすのに時間がかかるということはありません。 7=8割までと同じペースで着実に伸びていくのです。 つまり、倫理政経は勉強時間が露骨に点数に反映される科目であるといえます。

共通テスト倫理政経の勉強法手順


以下では、共通テスト倫理政経対策の年間計画の目安と勉強の手順について順を追って説明していきます。 ここでは理系受験生を主たる対象に説明を加えます。

年間計画の目安


7月~10月を目途に知識のインプット・知識の整理
11・12月~共通テスト本番を目途に共通テスト演習⇔参考書・問題集のサイクル学習

最初にやるべき勉強


まずは、「大学入学共通テスト 点数が面白いほどとれる本」(KADOKAWA)などの、 内容を網羅して解説している参考書を読んで、大まかな流れを把握する。 インプットの作業である。2週程度読めば十分である。他の科目を圧迫しないように、 隙間時間を利用して読み進めよう。 参考書に付属している確認問題などを解いて、アウトプットもしながら読み進めたい。 始める時期は早いに越したことはないが、遅くても9~10月には始めたい。 過去問を解き始めてからも隙間時間に読み続けよう。

インプットの勉強で意識すべき事


インプットする際には常にアウトプットを併用したい。 問題集を解くときは、本番ではないので、多少時間がかかってもいいので、 自信のある正解が1つ見つかったらそれを答えて終わりにするのではなく、 他の選択肢も吟味して、どこが間違っているのかを考えよう。 そうすることで最大限に活用できる。

流れをつかんだ後の勉強


参考書を2週程度したら、次は過去問や問題集を使って本格的にアウトプットの作業に移る。 共通テスト過去問(過去問が一定程度集積するまでは試行調査問問題・センター過去問)でいいが、 予備校などから出版されている範囲別に整理された問題集でもどちらでもよい。 より実践的な演習を積みたいなら過去問、範囲ごとに固めていきたいなら問題集をつかえばよい。

共通テスト倫理政経の勉強にセンター過去問は使える?


共通テスト社会全般では細かい知識問題は減り、 与えられた文章や資料から考察して正解を導く問題が増える傾向にありますが、 この考察問題であっても考察の大前提になるのは基礎知識です。 ですのでこの観点からセンター過去問を有効活用しましょう。

センター過去問の近時のものは最大限活用


共通テスト過去問(過去問が一定程度集積するまでは試行調査問題、センター過去問)は 最大限に活用してください。 政経の分野では古い年度の問題を解くと、今と変わっているものもありますが (議員定数など)、それほど多くは変わっていないので、 古い年度の過去問も十分有用です。 今と変わっているところに注意しながら、答え合わせをしましょう。 不安に思ったら、ネットなどで検索したら最新の情報を確認できます。

過去問演習の勉強のポイント


繰り返しになるが、問題を解くときは、本番ではないので、多少時間がかかってもいいので、 自信のある正解が1つ見つかったらそれを答えて終わりにするのではなく、 他の選択肢も吟味して、どこが間違っているのかを考えよう。 そうすることで過去問が最大限に活用できる。

間違ったら、参考書に戻って間違った部分を確認しよう。 参考書からすぐに過去問に取り掛かってもおそらく最初は点数がとれないだろう。 これは仕方がないことである。アウトプットの量が足りないからである。

参考書でインプットしていたものをアウトプットしながら確認するのが問題演習の作業なので、 最初は点数が取れないのは当たり前である。 点数が取れなくても落ち込まずに上記作業を続けよう。 経験を積めば積むほど、だんだんと点数は上がってくる。

9割超への具体的な勉強法と対策


共通テスト倫理政経では、それなりに対策を行えば9割超の得点を獲得することも難しいことではありません。 コストパフォーマンス的にも9割までは高いと言えます。 以下では、効率的に共通テスト倫理政経をマスターするために注意すべき勉強法と対策について説明します。

一問一答について


シンプルなクイズ形式で知識を確認できる一問一答という問題集があるが、 これは必ずしもこなす必要はない。 もちろんやった方が知識は定着するが、そこまで共通テスト社会に時間を割く必要はない。 過去問や問題集を使って十分知識は定着できる。 また、共通テストでは、

暗記のコツ


倫理を暗記するときはまずは細かい単語は保留して、思想の全体的なイメージや流れをとらえよう。例えば、ソクラテスなら「なんとなく悟ってる感じ」というような感じで、人と思想のイメージをとらえよう。 そのあとにキーワードをそこに付け加えていこう。そのイメージや流れと結びつかせることで、 芋づる式に思想の内容が出てくるようになる。 政経ならば、数値などは仕方がないので暗記するとして、 法令や判例はそれができた背景も知っておくと覚えやすい。

共通テスト倫理政経対策おすすめ問題集・参考書


理系受験生の場合、共通テスト倫理政経対策に割くことのできる時間は限られます。 その中でいかに効率的に得点を9割台までのせられるかが重要になってきます。 やることを絞ることが重要です。

参考書


「大学入学共通テスト 倫理政経の点数が面白いほどとれる本」(KADOKAWA)

問題集


・過去問集・予想問題集
当塾の方針としては本来は過去問集がベストであるが、 まだ共通テストは始まったばかりで過去問が出揃っていない。 しかし、問題演習は知識のアウトプットには非常に重要なので、 センター試験の過去問題集を共通テスト用に構成したものや 共通テストの予想問題集に取り組むと良いだろう。 「知識の範囲などにおいて必ず共通テストをターゲットとしたものを使う」という点に留意すれば、 教学社、駿台、河合のものなどどれを選んでも問題はない。 書店で中身を比較してみて自分が好きなものを購入すれば良いだろう。

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