生物勉強法を東大医学部合格者が対策と共に解説!

東大医学部理三講師の生物勉強法

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2020年9月26日:共通テスト完全対応

生物勉強法
東大「医学部」「理三」講師の受験対策

東大「医学部」「理三」合格講師の
医学部に合格するための生物の勉強法

東大「医学部」「理三」講師の生物勉強法


当塾が合格の天使が誇る東大医学部医学科(理三)合格講師、東大理二「首席」→東大医学部医学科講師及び都立トップ高校「首席」合格⇒東大理二合格講師による医学部、難関理系に合格するための生物勉強法と受験対策をお伝えしていきます。

医学部や難関理系に合格するためには理科科目でしっかり得点したいです。是非参考にして医学部をはじめとする難関理系の合格をつかみとってください。

コンテンツ目次

1.医学部受験=生物選択ではない

2.生物受験は医学部入学後有利?

3.医学部受験生の科目変更の例

4.医学部受験生が誤解している生物の入試問題の捉え方

5.生物の医学部入試問題の難しさには2種類ある

6.受験生物の性質

7.生物勉強法の全体像

8.基礎習得段階の生物勉強法

9.生物の基礎をマスターする問題集・参考書

10.標準レベル段階の生物勉強法

11.生物の知識習得及び記述・論述対策の問題集・参考書

12.応用レベル段階の生物勉強法

13.生物の考察論述対策の問題集・参考書

14.東大医学部/理三合格者の生物勉強法

15.共通テスト生物の勉強法

16.勉強法と共に必須となる生物対策の知識





医学部受験=生物選択ではない


医学部や獣医学部を受験するなら生物を選択しなさい、というようなことを言われる高校生の皆さんも結構いるようです。実際に当塾が受けたご相談の中にこのようなものがありました。当然ですが、医学部や獣医学部に行くから生物という選択はイコールではありません。

理科科目として生物を選択するかどうかは、
1.志望校の理科の受験科目に何があるか
2.生物の試験問題の性質
3.自分との相性
を考慮して決定してください。これが最も大事な選択基準です。

ちなみに、当塾の東大理三、医学部合格講師の理科の選択科目ですが、生物選択者はごくわずかです。東大理三(医学部)合格者全体でも生物選択者は極めて少数です。これは理科2科目でまとめて試験時間が設定されている理科科目の試験において物理・化学選択で物理で時間と高得点を稼いだ方が受験戦略上有利である、という判断が働いているからです。この点は、志望校の理科科目の問題の性質により異なりますので各自志望校の問題の性質を検証してください。自分で検証するのは難しいので、あなたの志望校の理科科目をきっちり分析できる、受験理科科目で実際に高得点をとっている人にアドバイスを求めてください。

以下では、上記の選択基準も含めて受験生物という科目について解説していきます。

生物受験は医学部入学後有利?


受験生物を勉強しておくことがその後医学部入学後有利かということも医学部受験生は気になる部分かと思います。結論から言ってしまうと物理や化学よりも役立つことは事実です。

ただし、いずれにせよ大学入学後生物(生命科学)は勉強することになるので別にこの事実から受験科目として生物を選ぶかどうかを決定する基準にする必要はありません。

実際に東大理三では、物理選択の合格者は生命科学を一年間やらされます。生物選択者は物理を勉強させられます。だから入学後のことはあまり考えず、受験科目としてどうするかを優先して考えてください。

ただ生物を選択した方は、受験勉強の際それがどういう風に医学や医学部の勉強につながっていくのかをイメージしながら勉強することはモチベーションの維持や勉強への好奇心につながるのでこの側面は利用しない手はありません。この点はのちほど当塾東大医学部講師が書き下ろしてくれたコンテンツをご紹介しますのでこのまま読み進めてください。

医学部受験生の科目変更の例


一旦選択した科目はなるべく変更しない方がいいです。それまでの勉強が無駄になってしまいますし、多少できないからといって逃げていたらどの科目を勉強しても実力は伸びないからです。しかし、例外もあります。どうしても受験生物になじめないとか点数が伸びなくて生物の勉強に限界を感じてしまっている場合です。

実際の当塾の受講生の例ですが、当塾に入ってくる際に生物から物理に科目変更をしたいので、物理を基礎から教えてください、という方がいました。この方は社会人受験生で、大学を一旦卒業されている方で、しかも大学では生物を専攻していた方です。

この方がどうなったかというと、一年で生物から変更した物理の実力を模試での成績優秀者レベルまで押し上げて見事国立医学部に合格されました。

受験生物を一生懸命勉強したのにどうしての成績が伸びない場合、生物の問題集や参考書を見るのもいや、という状況が生じたりします。こういった場合で、実力ある指導者がついているという条件がある場合であるなら科目変更もリスクは少ないです。

ただし、この方、当塾での生物の指導は一切受けていないので、当塾で生物の指導を受ければ生物選択のまま医学部に合格出来たと思います。1年で物理を仕上げてしまうだけの努力をされた方ですので。また、数学の実力も模試で成績優秀者レベルまで到達したことも一年で物理をマスターすることに大きく寄与しています。

生物の勉強を頑張ってみたけど、どうしても生物が嫌だ、という方は諸事情を冷静に考慮できるのであれば科目変更を考えても良いです。ただそれ前に、生物で医学部に合格するだけの実力ある人の的確な指導を得ているかをまず考えてみてください。そうでない限り生物を得意科目にする術はまだ残されています。

医学部受験生が誤解している生物の入試問題の捉え方


「医学部は難関だ→だから生物が難しい→生物で高得点をとるためにレベルの高い問題集をこなさなければならない」、 このようにもしあなたが考えているとしたら、あなたの医学部合格可能性は著しく低いです。たしかに医学部は難関です。しかし、あなたの志望校の生物の入試問題が難しいこととは必ずしもイコールではないのです。この部分を誤解してしまうと生物の勉強法や対策を誤ってしまいます。

医学部受験の生物対策として何をどこまでやるべきかは、
1.志望校の生物の問題のレベル・性質
2.あなたが全教科で合格最低点を超えるために生物でとるべき目標点
3.他科目との兼ね合いで残されている時間
これらすべてを考慮して決まるのです。

医学部が難関だからとか、難関医学部を受験するからと言って 闇雲に難しいことをやろうとすることは避けましょう。 この視点をまず持つことが医学部合格への第一歩です。

生物の医学部入試問題の難しさには2種類ある


この点も多くの医学部受験生が勘違いをしている部分です。 医学部生物の入試問題の難しさには2つの種類があるのです。 この部分を正確に認識できていないと誤った勉強法をとってしまいます。 以下ではこの難問の2分類について解説します。

合格の天使オリジナルロジック「試験問題の3類型」「難問の2分類」理論


当塾の著書、
「医学部」受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】
に掲載している当塾のオリジナル理論である
「試験問題の3類型」「難問の2分類」「一般化脳理論」「得点脳理論」
について特別公開します。

言うまでもないことですが、これは当塾のオリジナル理論で著書内容の核心に関連するバリバリの著作権保護内容です。 指導関係者の無断使用・無断引用・剽窃を固く禁じます。

「試験問題の3類型」と「難問の2分類」

合格の天使オリジナルロジック
☞【試験問題の3類型】理論

◎第1類型
受験基礎標準知識がそのまま問われている問題
※教科書や受験基礎標準問題集にある知識やパターンをそのまま 素直に当てはめれば対処できる問題

◎第2類型
高校履修範囲の基礎知識、定理、公式をもとに、一定の問題分析力、 論理的思考力、論理的表現力を問う問題
※出題の元ネタ(背景)が大学範囲以上であっても、 解くために 必要な知識自体は高校履修範囲内であるものを含む
「第2類型易問題」:一ひねりだけで典型問題になる=壁がひとつだ けでそこから後はすらすら解ける問題
「第2類型難問題」:テクニックが組み合わさった問題=式変形など でも難しいところがある=壁が何個もある問題

◎第3類型
高校履修範囲を超えた知識・定理・公式が前提となっていてその知 識をあらかじめ有していないと解答が 不可能な問題 ・非常に奇抜な発想を必要とする問題
細かい知識・マニアックな知識を要求する知識問題

合格の天使オリジナルロジック
☞【難問の2分類】理論

大学入試の難問には第2類型の難問(得点可能な難問)と第3類型の難問(得点できない難問)がある。

【理論から導かれる帰結】
第3類型の問題は受験対策でも本番でも一切かかわる必要がない。 第3類型の問題は切り捨てろ!

以上を前提に、以下をじっくり読んでいってください。 お伝えしている本質を掴んでいただくことが出来ると思います。

なお、ここでは簡潔な説明にとどめましたが、当塾のオリジナル理論である「試験問題の3類型」「難問の2分類」「一般化脳理論」「得点脳理論」は生物のみならず 理科の他教科や数学を効率的かつ確実にマスターするために必須となる秘策です。

何が何でも医学部に合格したい受験生や高校生の皆さんは、上記オリジナル理論と 圧倒的受験結果に実証された受験戦略・勉強法を網羅的に掲載した

「医学部」受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】▶

を是非手に入れてください。

医学部生物の難問2つの正体


前項で合格の天使オリジナルロジック「試験問題の3類型」「難問の2分類」理論をご覧いただいたのですが、医学部生物の入試問題の難問もこの「難問の2分類」に当てはまります。 というよりも、医学部生物の入試問題ではこの傾向が著しいと言えます。

単科の医科大学や私大医学部の生物の入試問題は上記でご説明した第3類型の問題が出題されていたりするところが結構あります。知識的に入試レベルを超えている出題があったりします。これに対して、一般的に生物が難しいとされる東大や旧帝大医学部の生物の入試問題は「第2類型の難問題」で構成されている場合がほとんどです。生物に関しては考察論述問題が典型です。(年度や大学によって例外は当然あります。この点の対策の詳細は後述します。)

難問に対する区分けの認識を持ってください


まず皆さんの意識として植え付けてほしいのは、難問と言えでも大きくは2種類あって、 得点をとることが可能な難問とはじめから相手にするべきではない難問があるということです。 この部分の認識がないと生物の勉強法を大きく誤ってしまいます。

わかりやすく現実を示すと、たとえ生物の一番難しいレベルの問題集をどんなに、何冊もこなそうが第3類型の問題を解けるようにはなりません。この部分わかっていますか? もしあなたの受験する医学部の入試問題が第3類型の問題と第2類型の易問題で構成されていたとしたらあなたがとるべき最も効率が良い生物対策はどのようなものでしょう?

答えは、生物の基礎知識をしっかり身に着け、ごく標準的な問題集で知識や論述の方法を学ぶことを繰り返せばいいだけです。難度の高い問題集などこなす必要は一切ないのです。 こういった分析によってどれだけ無駄な勉強が省けるかを考えてください。 生物に余計な時間を費やすことが無くなるだけでなく、他の教科に時間を回せるのです。 医学部合格可能性は格段に上がります。以下ではこの点も踏まえ具体的な生物勉強法と対策についてお伝えしていきます。

受験生物の性質


この部分は、生物の勉強法と対策|大学受験生物で高得点を獲得する7つのポイント ▶ で図を用いて解説している部分ですが、ここでは簡潔に説明します。

生物の試験問題一般の特徴として、他の理科科目に比べて、
暗記の比重が最も高い
計算の比重が最も低い
ということが言えます。

これに加えて、一般受験生の生物の本番での得点のしやすさとという点を分析すると生物は最も得点しにくい性質を持っていると言えます。これはあくまで、多くの大学の問題を一般的に比較・分析した帰結です。

知識問題や定型知識論述しか出題去れない大学であれば、得点のしやすさという点では生物も他の理科科目と変わりません。これに対して、主として難関大学の生物では実験考察問題が出題されます。実験考察問題が出題される大学では、受験生の受験結果としてはおおむね上記の図のような順番になります。

ただし、ここで注意していただきたいのは、当塾が分析している上記得点のしやすさのという観点は、あくまでも一般の受験生の実際の得点を検証したものにすぎません。すなわち、試験問題の客観的性質として生物の出題が得点しにくいというわけではないということです。

この部分について、当塾は東大首席合格講師や東大理三合格講師の受験生物についてのノウハウを集積し体系化して保有しているので、生物選択の受講生にも的確な指導を行うことが可能であり、医学部はじめ難関大学に生物選択でも合格者を輩出できる秘密があります。

この事実から気づいていただきたいのは、一般の受験生は生物の的確な対策が難しいということを意味するにすぎず、生物の試験問題の客観的性質として得点しにくい問題が出題されているわけではないということです。このコンテンツをご覧いただいている生物選択者の医学部受験生の皆さんは希望を持ってください。

以下では、具体的な生物の勉強法と対策について触れていきます。

生物勉強法の全体像


まずは、教科書、傍用問題集(セミナー生物・エクセル生物等)で基礎を徹底的に習得し、知識型論述の問題集・参考書で記述・論述のパターンや作法を一通り学んだらできるだけ早い段階で志望校の過去問演習に入り志望校の『過去問基準で基礎標準知識をとらえなおし』 (「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】のキーワード。著作権保護・要引用明記)ブラッシュアップして行く+基礎知識の習得⇔共通テスト過去問演習の往復で共通テスト対策とともに基礎知識盤石にしていくという方針をおすすめする。 (この点の詳細は著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】を是非ご覧ください。)

基礎習得段階の生物勉強法


生物は教科書レベルの基礎知識をまず習得しないと次の段階の勉強につながっていきません。最低限覚えるべきことを覚えておかないとその後の論述等の問題演習で得るべき効果が得られません。ですので医学部受験生であってもまずは基礎知識の習得を行って行きましょう。

まずは教科書レベルの基礎知識の習得


医学部の生物の問題は、生物の幅広い分野から出題されている場合や多くの分野を融合させた融合問題もある場合もありますが、医学部であろうがどこの大学であろうが、まずは教科書レベルの知識を確実に習得することが最優先順位です。この点医学部受験生は特に勘違いしないでください。難しい問題集をやることが医学部合格の条件ではなくて、まずは基礎知識をしっかり入れなければ知識問題にも知識論述問題にも考察論述問題にも対応できませんし、実際に知識論述問題や考察論述問題を演習していく際に演習の効果も満足に得られないということにも注意してください。論述問題特に考察論述は、基礎知識を前提に考えることが要求されているのですから、基礎知識がない状態では思考過程を鍛えるところまで演習の効果は得られないのです。

基礎習得の勉強の流れ


実際の勉強の流れとしては、 勉強する範囲(例えば教科書第一編第3章代謝とエネルギーの呼吸を勉強するという時)について教科書のその範囲をとりあえず内容を理解するスタンスで読みます。 その後もう何回か全体の構成も意識して読みます。(小見出しなどを書き出したりして) そうしてこの範囲はこういう内容が並んでいて、この話は要はこういう話なんだなという風に自分の中でまとめます。まとめノートを作るといったことではなく、一つ一つの内容に対して知っているという感覚を持つというようなことであったり、長い説明についてもパッと見てどういう話がされているか大体分かるといったような感じです。

この段階ではあくまでもエピソードレベルの理解であって、用語などはまだちゃんとおぼえていないと思います。しかも、勿論すべて完璧なわけはなく、基礎レベルの問題集を解く時に実際には分かってなかったものもあったりします。それで構いません。この後基礎レベルの問題集(セミナー生物の基礎問題、エクセル生物等)を解きますが、章の最初にあるその範囲の説明もざっと読みます。後は解きながら気になったところをその都度教科書や図説を参照して、自分の認識が教科書や基礎問題集の内容と辻褄が合うようにしていきます。これが基礎レベルでまず行うべき生物の勉強です。

生物の基礎をマスターする問題集・参考書


生物の基礎をマスターするには教科書を読み、該当範囲を基礎的な問題集でアウトプットしていくことが最もおすすめであることは今まで述べてきた通りです。 生物は記述・論述問題が志望校の問題で出題されるとしても、まずは基礎知識がないと始まりません。また生物は他の理科科目に比して覚えることも多いです。したがって、この基礎レベルの問題集でまずは徹底的に基礎知識を習得してください。

『セミナー生物・生物基礎』


学校でセミナーが配られた場合はこれをマスターしましょう。最初は入試レベルのの問題部分はパスして基礎問題部分だけを習得する方法もお勧めです。(この場合、この後、発展問題部分はやらずに基礎問題部分だけ固めて、次のレベルの問題集を使ってもよいです。)

セミナー生物は学校で配布される教材であるため、解答冊子をもらえないことがあると思いますが、解答冊子をもらって勉強を進めるのが効率的です。解答冊子をもらえない場合は以下のエクセル生物を基礎問題集に据えて自分で使用していく方がおすすめです。

『エクセル生物』


セミナー生物を持っていない人やセミナー生物の解答が学校でもらえない人はこちらがおすすめです。問題演習はすぐに回答を確認できないと効果が半減してしまうので、解答がすぐに確認できた方がよいです。このエクセル生物は図がきれいで解説も丁寧という特徴もあります。

標準レベル段階の生物勉強法


生物で高得点を獲得するためには教科書及び教科書傍用問題集(もしくは同一レベルの基礎的参考書・問題集)で生物の基礎知識を習得したら次に志望校の出題形式に応じて知識型の記述・論述問題への対策と考察型の記述・論述問題への対策が必要になります。ここでは生物の標準レベル段階の勉強として知識型の記述論述対策を位置付けます。

大学によっては知識型の記述・論述問題しか出題されない大学もあるのでこの点は各自の志望校の過去問を必ず確認して対策を行っていきましょう。この場合には考察型の記述・論述対策は必要がなくなるので無駄な問題集や参考書を使って勉強することがないようにしてください。

知識型の短文論述の勉強法


知識型の短文論述は配点ポイントが限られていることに注意が必要です。配点ポイントとなるキーワード、キーフレーズは常に意識して知識の補充や記述対策の勉強を行ってください。

勉強の進め方


勉強の進め方としては、知識論述問題集などで、まずインプットをしていきます。 インプットは、文それ自体を覚えていくのではなく、何の要素を書くのかというのを覚えてアウトプット出来るようにします。 エピソードとして、これについて説明をする時はこれとこれとこの話だよな、ということが思い出せるといった具合です。

知識論述の勉強は、生物学的意義など様々な話を吸収出来るので、まずはこういった観点で勉強すると良いと思われます。その上で実際に書く段階では、問題演習で知識や得点力を養っていく側面と、典型的な論述に関しては、何回か書いてすぐに再現できるようにしてしまうとよいです。

生物の知識習得及び記述・論述対策の問題集・参考書


ここでは、主として入試生物の知識の補充確認的な問題集と生物の知識記述論述対策の問題集について掲載します。

『基礎問題精講』(旺文社)


この問題集は主として入試生物の知識の補充確認といった位置づけになります。各単元必修問題、実戦問題に分かれており、章末に演習問題という構成となっています。必修、実戦問題はセミナーの例題のように問題と同じページの見開きに解答解説がついている形態です。

全体的に考察問題は演習問題 の一部のみで、残りは知識問題といった感じです。内容的に基礎的問題集として挙げた傍用問題集と重複が多いです。解説は豊富で丁寧であり、分かりやすいです。

志望校の医学部の問題の難易度によって、このレベルの基礎問題集1冊(セミナー生物、エクセル生物)をマスターすれば十分という大学もあります。また、標準レベルの問題集を使うとしても、この基礎問題精講レベルで十分という医学部も多いので闇雲にレベルの高い問題集を使わないように注意してください。

一応の目安として、実験考察論述が課されない地方国公立医学部や理系学部,私大理系学部であれば、この問題集までをしっかり行い志望校の過去問演習を行ってみてください。このあとに掲載する「生物 標準問題精講」はレベルが高いのでむやみに使用する必要はありません。

この点は自分の志望校の生物の問題がどのくらいの難易度で、さらに問題の性質としてどのようなものなのかをあらかじめ受験生物できっちり得点を獲得している人に聞くのがベストです。

理系の生物を勉強していなかったり、まともに受験で得点を獲得していないのにいのに、生物の勉強法を語ったり、問題集や参考書を語る人の見解に踊らされないようにしてください。生物は特に高いレベルでマスターしている人が限られる科目です。くれぐれも注意してください。

『大森徹の生物 記述・論述問題の解法』


この参考書は生物の知識記述論述対策の問題集といった位置づけです。前半に一般的な構文(こういった論理的な構造はこのように表すと簡潔であるというような)について解説がされているのが良い点です。後半は標準的な知識論述問題と解説が並んでいます。

『生物 記述・論述問題の完全対策』(駿台受験シリーズ)


知識論述部分に関しては上記参考書よりこちらの方がが優れていると感じられます。この点についても志望校の問題によってどちらを使う方がいいのか受験生物できっちり得点を獲得している人に聞くのがベストです。

応用レベル段階の生物勉強法


生物の応用レベル段階としてここでは実験考察問題及び実験考察論述を位置付けます。

生物の実験考察問題で問われている知識


難関とされる旧帝大の医学部などの生物入試問題の大きな特徴は教科書に記載のない実験考察問題が出題されるということです。実験考察問題は題材としては誰も知らないような高校範囲外のものが使われています。知っている題材であっても別の角度から実験を設定してくる場合が多いのが特徴です。問題集にはないオリジナルの問題が多いということです。

しかしこのような問題であっても、知識として求められているのはあくまで教科書レベルの知識であるということを誤解しないでください。それ以上の知識を必要として解答を要求しているわけではないということです。この点を勘違いすると無駄に細かい知識を追い求めるようになってしまい受験勉強にきりが無くなってしまうと同時に、そのような些末な知識をいくら追い求めたところで得点には反映してこないということを絶対に忘れないでください。

実験考察問題の特徴


実験考察問題は条件設定が丁寧であり、リード文や、高度な知識、用語には注釈が付いています。リード文やデータ等の与えられた資料をしっかり読めば基礎知識をもとにとけるように解答のヒントがその中に含まれているのです。

解答のヒントを見つけ基礎標準知識から如何にデータ等を読み取り、つなぎ合わせ論理的に推論し解答を導けるかが試されているに過ぎません。過去問演習をしっかりとやって視点のポイント、思考の訓練をしておけば充分に得点でき差をつけやすい問題といえます。

このような出題をする大学の意図は、単に知識を暗記しているだけで思考のできない受験生は要らないという意思表示をしていると考えてよいでしょう。過去問演習を通じて解説、模範解答を見て、要求されているポイント、思考方法、解答の仕方、頭の使い方、知識を再確認していくことで必ず対処できるようになります。

実験考察問題に対処する具体的勉強法


実験考察問題を苦手とする受験生は非常に多いです。その原因は対策として何に着目して何を得ていけばいいのかが明確になっていないからです。生物の実験考察入試問題で確実に得点を獲得したければ以下の視点を持って勉強に取り組んでいってください。

まず、実験考察問題に取り組む際には、リード文の読み方(アンダーライン等のチェックを入れる、メモを取る等)を過去問演習を通じて訓練していきましょう。時間設定が厳しい医学部の生物(理科)の出題ではまずリード文の情報を的確に短時間で読み取る力が必要になります。 この力は一朝一夕にはつかない力ですので過去問演習を通じて地道な努力で養っていく必要があります。

難関大学の医学部の生物の実験考察問題はオリジナル問題であると言えます。問題の質的に他の問題集・参考書では完全代用は不可能な部分があります。従って志望校の過去問演習こそが得点力をもっとも効率的にあげていく勉強法と言えるのです。

論述の勉強法のポイント


入試問題で出題される実験考察問題の解答は、多くが1~3行程度の論述式です。論述式の回答というのは、問われていることがわかっていても表現できなければ得点にならないということを明確に意識してください。わかればいいや、で勉強していてもいざ本番では全く得点に反映してきません。ポイントをついた過不足のない表現ができるように過去問演習を通じて訓練していくことが重要です。

生物に限らずどの科目にもいえることですが、医学部に限らず難関大学の合格の難しさのひとつは解答形式が記述、論述式の問題の出題に対して、要求されているポイントを拾った過不足の無い答案を試験時間内に作成することなのです。実際に書く訓練を怠ることがないように対策していってください。

ここで大事になってくるのが添削指導です。生物の実験考察問題(数学や物理、化学も同じ)でどのような答案を書けば高得点を取れるかの要素、書き方、高得点のポイント、ノウハウを熟知しているのは実際に自身が医学部やそれに匹敵する難関理系の大学入試問題の生物で高得点を獲得した人のみであるという事実も知っておいてください。この部分をしっかり認識出来ていると安易に語られる生物勉強法や指導に惑わされなくて済みます。

実際に世の中には他の科目にもまして難関医学部の生物の出題に対する的確なノウハウというのは存在していません。これは当塾の生物選択で東大理三に現役合格した講師も生物選択で東大理二首席合格→東大医学部医学科に進んだ講師も口をそろえて言っていることです。

ただし、当塾にはこの2人がまとめた、これさえあればどこの医学部や難関大学の生物でも対応できるという受験生物をマスターするための集大成的なノート、データ存在しています。 裏話ですが、当塾の物理選択の理三合格講師が、彼らに「これ売れば凄い役立つよな」といったことがあります。そのくらい受験生物はこれだけあれば大丈夫という集大成全集問と言えるものをコンパクトにまとめたものを彼らは持っています。現状当塾の受講生しか手にできませんが、生物も的確なノウハウと指導を得られれば難関医学部の入試問題でもきっちり高得点を獲得できるということです。

論述の勉強法の骨格は以上のものですが、実験考察問題については読解のコツや復習の仕方にコツやノウハウが沢山あります。これが非常に重要で生物高得点への肝となる部分です。 この点についてはまたの機会に掲載出来ればと思います。

生物の考察論述対策の問題集・参考書


要注意事項としてこのレベルの生物の考察論述問題集を必要とする生物の問題を出題している 医学部は多くありません。 思考力が要求される考察論述が出題される医学部以外の受験生は使用する必要がないことに注意してください。 必ず自分が志望している医学部の入試問題の性質やレベルのチェックを行ってください。

『標準問題精講』(旺文社)


実験考察、計算問題が主であり、レベルは実験考察問題・論述が出題される旧帝大レベルの国公立二次、難関大対策に向いています。解説が非常に詳しく丁寧です。単科医科大などで出題される得点する必要のない問題を除いた問題の対策(=生物の対策)はこれで十分だと考えられる。こちらは 問題と解説で冊子が分かれています。

生物実験考察問題入門(駿台文庫)


実験考察論述問題の書き方が解説されている。あくまでこの参考書を使うのは知識型の記述論述問題集をマスターした後である事に注意していただきたい。

生物考える実験問題50選(駿台文庫)


これも実験考察論述対策の問題集。これも知識型の記述論述問題集をマスターした後に使用すること及びこのレベルの問題集があなたが志望している医学部の入試問題対策として本当に必要なのかは受験生物をマスターしている人にチェックしてもらってください。なお、「生物・新考える実験問題100選」についても同様です。

東大医学部/理三合格者の生物勉強法


生物選択で東大理三に現役合格している当塾講師東大医学部医学科黒木、及び物理・化学選択で受験していながら生物オリンピックメダリストである当塾東大理三合格講師柳生等の書下ろしコンテンツを今後追加していきます。また、生物選択で東大理二首席合格→進振りで東大医学部医学科に進み現在医師である元講師が講師時代に書いてくれた記事で公開していない生物の勉強法に関するものすごい内容の記事も存在しています。この講師については本人の意向で公開していないあるものすごい秘密があるのですが、通常この講師の書いた記事を無料で読めるということはあり得ないだけの価値があるものです。そのくらいこの講師ものすごい実績を持っている人なのです。ここまで読んでくださった方は是非今までのコンテンツの中からもしっかり大事なことを学んでください。医学部に合格しましょう。

共通テスト生物の勉強法


医学部によっては合格点に占める共通テストの得点比率が高いところも多くあります。 したがってそのような医学部を受験する場合、共通テスト生物で高得点を是非獲得しておきたいです。 共通テストの問題は基本的に教科書の知識を完璧にしておけば高得点が取れます。 以下では共通テスト生物の勉強法と対策についてのコンテンツをご案内します。

共通テスト生物の勉強法と対策

このコンテンツで説明してきた生物の勉強法をもとにきっちりと生物の基礎力をつけていき、 二次試験対策・私大対策を行えば、8割~9割程度の得点を獲得できる知識と思考は十分身につきます。

しかし、共通テスト生物の出題特性に合わせた問題慣れや対策がおろそかであれば 共通テスト本番で高得点、満点を獲得できません。

生物の共通テストで9割超、満点を獲得するために以下のコンテンツも是非ご覧ください。

共通テスト生物の勉強法|9割超への対策 ▶



勉強法と共に必須となる生物対策の知識


生物の勉強法というものは世間には沢山あります。しかし、生物選択でかつ生物を得意科目にして医学部や旧帝や早慶などの難関理系に合格している人は極めて少ないのが実態です。にもかかわらず生物勉強法というものは巷にあふれています。だからこそここには的確性・質に大きな違いがある=その勉強法から得られる受験結果には雲泥の差が出る、この現実と原因に気づいてください。勉強法というのは受験結果にかかわらず誰でも語れてしまうという点で要注意なのです。

生物の実力が伸びない勉強法


合格基準を満たしていない生物勉強法をいくら学ぼうが、指導をいくら受けようがあなたの生物の実力は合格レベルまでは確実には伸びません。合格はこの時点で運になってしまっているのです。指導者がそもそも有していないもの、有していないレベルのものを教えることなど決して不可能、したがってそれを受験生が得ることなど決してできないのです。

指導側に受験結果が伴っていなくても表面的に同じような勉強法を語ることは優れたものを剽窃していけば誰でもできてしまいます。しかしそのようなものは本質を理解できていないゆえに必ず論理破たん、論理矛盾があります。これを信じてしまうといくら勉強しても効率的に生物の実力はつきません。

指導の絶対的な実力・質の差=結果の差


ここからは更なる核心にふれます。当塾が著書でも講座説明でも『圧倒的実力』という言葉に込めているメッセージの真意をご説明します。まず下図をご覧ください。

圧倒的実力の差



受験指導や勉強法を謳うものには様々なものがあります。しかし、講師の受験結果・実力の差からみなさんが思っている以上に得られるものに大きな差が生じるという現実があることをどこまで理解できているでしょうか。

医学部や旧帝大及び早慶などの難関大理系に合格することは非常に難しいですよね。なぜ難しいかといえばそこに合格するだけの知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウを身につけること、自力で発見することが難しいからです。不合格という結果は合格するだけの知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウを身につけること、自力で発見することが不可能だった、十分でなかったからです。ここまでは誰もが簡単にわかることだと思います。

では、上記のお話を指導する側からとらえてみてください。指導者になったからといって自身が実際に医学部や旧帝大及び早慶などの難関大理系に合格していない、そこまで及ばなかったにもかかわらず、医学部や旧帝大及び早慶などの難関大理系に合格するだけの生物の知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウを教えることができるでしょうか?

医学部や旧帝理系、早慶理系に合格する知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、効率的かつ優れた習得ノウハウというものを持っていなかったから合格していないのです。上図でのの部分に得られなかったもの、得ていないもの、知らないもの、理解していないものが存在しているということです。そもそも生物で受験していないならなおさらです。

一口に生物勉強法や対策と言っても受験生の得られるものには大きな差がある


上図でのの部分について欠けている人の勉強法を参考にしたり、講義を受けたり、その人に質問をしたとして医学部や難関理系合格に必要な十分な知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、ノウハウを満たしたものが得られるでしょうか。教科や分野を問わず得ていくことが出来るでしょうか。答えはノーなのです。合格基準を満たした生物勉強法や対策を十分な質とレベルで得ていけるなどということはありえないのです。そもそも持っていないもの、知らないものを教えることなど不可能だからです。

さらに、たとえ上記それぞれの合格ラインを超えていても、ギリギリ合格の場合や同レベルの他の大学や学部を不合格になっている場合はの部分についても知識、知識の本質的な理解、思考、エッセンスの抽出、ノウハウが欠けている、欠けている可能性が十分にあるという証拠なのです。さらに文系学部合格であるならば医学部や東大理系、さらには旧帝理系学部、早慶等難関理系の生物について合格レベルを超える本質的理解やエッセンスの抽出等のノウハウを持ち合わせていません。さらにつけ加えるなら同じ医学部合格者や東大・旧帝大理系合格者と一言でいってもその実力差はものすごく大きいという事実も知っておいてください。

以上の現実を非常にわかりやすい例でみなさんに問います。東大理三に合格していない人から東大理三合格に本当に必要な指導やノウハウを得ることが出来るでしょうか?これは不可能であることは簡単にお分かりいただけると思います。あなたの志望校がどこであってもそれを『数段』超える実力をつけている人間から生物勉強法や対策を学ぶことで初めて合格に必要なすべてを得ることが出来るのです。

生物の入試問題の性質から導かれる致命的な現実


医学部や難関理系と言えども基礎標準知識を前提とした範囲の問題を取りこぼしなく解答できれば確実に合格できます。生物を含め理科科目ではこの傾向が特に顕著です。例えば、東大の問題ですら基礎標準知識の本質的な理解とその使いこなしで合格点を遥かに超える得点を獲得できるように作られています。さらに私立医大や私大理系であっても基礎標準知識の本質的理解を用いて基礎標準知識問題を取り切れば合格点を超えます。この事実の意味をよく考えてください。ここに指導側の受験結果の差から導かれる生物勉強法の質や対策、さらには指導における重大な秘密が隠れています。

基礎標準知識の本質的な理解とその使いこなしが出来ればどこの大学にも合格できる、ということは最難関理系に合格出来なかったという事実は、どの大学でも合格のために必須となる基礎標準知識の本質的理解とその使いこなしの術が足りていない、空白の部分があるという事実を示します。これを指導者の側から考えてみてください。圧倒的結果を出している人間しか十分に指導できる基礎標準知識の本質的理解とその使いこなしの術は網羅的に有していないということなのです。ここに至っていない人は基礎標準知識の範囲ですら的確なものを教えることができない・曖昧な部分・空白の部分が多々存在するという現実を意味するのです。あなたの志望大学がどこであっても必ず出題される基礎標準知識の範囲において存在するのです。これが生物の勉強法や対策、さらには指導にすべて影響してくるのです。ここに気づかないことは恐ろしいことではないですか?

受験結果の真実を分析した究極の生物対策


以上の受験結果の真実=各教科を大学受験最高のレベルと網羅性を満たして教えることが出来る⇒これによって本当に的確かつ実力を確実にあげる勉強法(勉強計画や受験戦略)を初めて教えることが出来るという事実を分析して東大医学部・理三合格講師30名超を有しその叡智を結集して生物勉強法をはじめ全教科の勉強法や勉強計画、受験戦略、受験指導をご提供しているのが叡学会(株)合格の天使です。講師の実力差によって得られるものが全く異なるという現実を十分理解したうえで、生物勉強法対策というものをしっかりと考えて合格へ向かってください! 本気で生物の実力をあげたいなら、受講云々は抜きにして、本当に優れた指導やノウハウ、方法論というものがいかなるものなのかを 公式サイトのトップページから是非ご覧ください。

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