4月の受験勉強計画の立て方と
勉強法の実践の注意点

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4月の計画と勉強法で注意すべきこと


4月というのは受験生も高校生も新たな気持ちで勉強に取り組める時期です。的確な勉強計画を立てて実践して行きましょう。4月だからやるべきこと、4月だからできることがあります。 まずどの時期でもやるべきこととしては長期・年間計画をたて、そこから中期計画さらにはそれを1週間の計画・日々の計画へと落としこむことです。この計画の立て方に関しては効率的な勉強計画の立て方をご覧ください。 ここでは4月の受験勉強計画の立て方と実践で特に注意すべきことを解説して行きます。

4月だからやるべきこと


まずは各自の考え得る現状をしっかり分析して計画を立てなければならないことは先に述べた通りです。そして受験勉強計画を立てたなら次に行うことはまず実践です。 よくありがちなのは少し実践して、もしくは実践もしないで計画を色々と考えてしまうことです。

以前から何度もお伝えしていることですが、はじめから的確な計画を一人で立てられる人などいません。立てられるならそれはもう合格レベルにあるということです。 なぜならやるべきことと自分の実力に応じた処理時間をほぼ正確に把握できるのは相当な実力がついている場合でしかありえないからです。

ですので実践してみてうまくいかなくてもそれでいいのです。 ここで決して自己嫌悪に陥ったりしないでくださいね。大事なのは実践とその結果を踏まえた次の段階なのです。

まずこの段階でやるべきことは、ごく簡潔に言うと、

1.出来る限り自分の現状を客観的に捉えようという意識とじっくり腰を据えて取り組めるようにオーバーワークにならないようにという視点を持って計画を立ててみる

2.それを実践してみて予想外に時間がかかるものについては(これは誰にも生じます)ノルマを少し緩める

という試行錯誤です。

まずは計画が実行できなくても自己嫌悪に陥ったり、悲観的になったり、投げやりになったりするのではなく計画自体を見直すということをしてくださいね。あなたが悪いのではなく計画が悪いのだという場合も多々あるのです('◇')ゞ

ここでのポイントです。この試行錯誤する段階で重要な注意点がいくつかあります。

【注意点1】

長期・年間計画から落とし込んだ1週間の計画や日々の計画がじっくり取り組んでいると終わらないという場合、計画の方をそのままにしてノルマだけは何とかこなすということは絶対にやってはならない!

⇒これはしっかり考えたり、自分のわからない部分や曖昧な部分を分析せずにただ勉強しているだけの状態です。努力はできるのに結果が出ない、一生懸命寝る間も惜しんで勉強したのに結果が出ない、頑張って勉強量と勉強時間を確保しているのに結果が出ないという受験生の多くはこれをやってしまっているのです。これを読んでくださっている受験生・保護者の皆様はこの点まず注意してみてください。

【注意点2】

長期・年間計画から落とし込んだ1週間の計画や日々の計画がこなせないという場合、その原因が計画が重たすぎることによるものなのか、自分がそれなりに取り組んでいないことによるものなのかを客観的に分析する!

⇒ここは今の段階ではあまり厳密に捉える必要はありませんが、簡単に言ってしまうと自分を甘やかす言い訳をつけたり、単にダラダラ勉強してノルマが終わらないのかそうでないのか原因を明確にするということです。原因が前者ならそれは計画を簡単に色々といじるべきではありません。この状態なのに計画だけをずっといじっている受験生との方というのもいます。でもこれも不合格への道です。どんなに合理的な計画であっても実行しなければ全く意味がありません。計画と実践のバランスということをしっかりと意識して行ってください。

注意点についてはたくさんあるのですがとりあえず以上の注意点についてしっかりと自分を見つめなおしてください。

4月だからできること


4月で大事なことは「この時期だからできることがある」ということに気づくことです。といっても自分で気づくことは難しいので以下でお伝えします。 前項で計画を立てて実践し、それを試行錯誤して修正して行くことが大事とお伝えしました。でもこれを精神的に余裕を持って行えるのは3月や4月、5月頃までです。

これ以降に本格的に受験対策に取り組もうとする受験生は、模試が始まったり周りの動向に影響されてしまってじっくりと冷静に色々なものを取捨選択するということができなくなってしまうことが多々あります。 要するに自分の状況や現状を冷静に考えることができない、試行錯誤している精神的な余裕がないという状態が生じてしまうのです。

これは受験勉強計画に限ったことではなく日々の勉強への取り組み方、勉強法に関しても全く同じことが言えます。 このコンテンツを早い段階でご覧いただいている方はまず先にお伝えした計画の立案と実践、さらには実践の結果を客観的に分析した上での軌道修正ということをしっかりとやってください。

今の時期だからこそ冷静に的確な判断ができるというメリットがあるのです。このメリットを逃すてはありません。 また、計画というのは軌道に乗せるまでにある程度の時間が必要です。最初は辛いのですがその辛い時期を乗り越えてしまうと後は苦痛が減少した状態で日々の勉強に取り組んでいけるようになります。

この状態を早い段階で得てしまえれば非常に有利な戦いが出来ます。 ですので今の時期だからこそ計画の立案と実践さらには試行錯誤をしっかりと行っていってください。これがこの時期の最も大事なことの一つです。

各教科の科目特性も踏まえた年間のサンプルプランや科目ごとの詳しい年間計画及び計画の立て方を知りたい方は「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】増補実践版を是非ご覧ください。本書であなたの第一志望校合格可能性を全国の他の受験生よりも遥かに高めてください。



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