5月の受験勉強計画の立て方と
勉強法の実践の注意点

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5月の勉強計画の立て方と勉強法の実践の注意点


5月の勉強計画の注意点として特に取り上げるべきことはゴールデンウイークの過ごし方です。これは長期休暇の過ごし方に共通するものですので夏休みや冬休み、さらにはまとまった時間が取れる場合すべてに当てはまります。

毎年ブログでは何年にもわたってお伝えして来ていることですが、年間計画の意義をしっかりと見つめなおしていただくために非常に重要なことですので受験勉強における長期・年間計画の意義についてもしっかりと考えながら読んでください。

東大理三合格講師槇からのアドバイス


まず基本的に、連休や休日を特別扱いするのは良くないです。ここでいう特別扱いとは、時間が普段より多く取れるからと言って特別なルーチンワークを組んだり、新しく特別なことを始めてしまうことです。 例えば、「この連休を利用して新しい問題集を終わらせよう」といった試みはそのひとつですが、このようなことをしても一刻の達成感を得られるだけで、力は身に付き難いです。達成感を味わうためならそれでも良いのですが、自分の糧としたいのなら連休や休日は特別扱いせず、自分の立てた計画通りの勉強スケジュールで過ごしましょう。

例えばゴールデンウィーク中の3日~6日の4日間で一日10時間勉強しようと思い立ったとしても、勉強時間は合計で40時間ですね。それに対し、受験までに1日10分、学習量を増やしたとすれば、増える時間はそれと同じくらいかそれ以上になります。(もちろん計画は勉強時間で決めるのではなく、「何をするか」で立てるものですが。)しかもその方が、継続的に学習が増える分、身につく力は圧倒的に違うでしょう。 何が言いたいかというと、連休や休み期間を利用して特訓をしたり特別なスケジュールをこなすのは、その時だけの達成感を得る以外に効果が薄いということです。それどころか、そういった特訓のせいで普段継続しているペースを崩してしまったり、無理をして体を壊したりして、その後の学習に悪影響を及ぼしかねません。

もちろん年間計画を立てる際に、「夏休み期間は時間が取れるから、学期中より多くの学習ができそうだ」といったことを盛り込むのは重要なことです。ですがそれはあくまで受験まで続く普段の生活の一環として考えているのであり、決して特別視しているわけではありません。 普段している勉強は、受験本番に向けた一本道であることを忘れないようにしましょう。皆さんの目的は、泊まりこみで徹夜をして単語を覚えたり、1日14時間の特訓をやり切ることではないはずです。一番大切なのは普段の習慣的な学習で何をしているかということです。

連休中も普段のペースを乱すことのないように過ごしましょう。時間に余裕があるのなら、受験勉強以外のことに目を向けてみたり、趣味や友達との遊びに思い切り費やして羽休みをするのも意義があります。 学習の面では普段通りの心持ちで、それ以外の面では休暇を満喫するというバランス感覚が大事です。 バランス良く有意義に過ごしましょう!

ゴールデンウィーク&5月の計画のポイント


1.長期休暇であってもあくまで年間計画の中に組み込まれた一部であって特別なことをやるための期間ではない!
⇒長期の休みやまとまった休みで時間が取れるという場合であっても、あくまで年間計画・長期計画を落とし込んだ中期計画や日々の計画をまず立案しそれを実践して行くことが合格のために最も重要である

2.受験生だからと言って一日中勉強していなければならないとか、していなければいけないということはない!
⇒年間計画から落とし込んだ日々の計画のノルマをしっかりこなしたならあとは自由時間でいいのです。好きなことをやりましょう。こうすることでモチベーションや勉強のコンスタントな継続性が維持できるのです。とても大事なポイントです。

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