高校2年生の勉強法
医学部・難関大学の受験対策

高校2年生

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高校2年生の医学部・難関大学受験に向けた勉強法と対策

高2の勉強法 医学部・難関大学合格への対策

医学部・難関大学合格を目指す高校2年生はまさにこの段階で的確な勉強法と対策をとっているか否かでその後の合否が大きく変わってしまいます。高校2年生の段階で的確な勉強法と対策を学び的確な軌道を確保してください。

高校2年生や現役生の本当に的確な対策がわかるのは、自身の受験結果が突き抜けている現役合格者だけです。そこでこのページでは当塾が誇る多数の東大理三現役合格講師、東大理二現役「首席」合格講師(東大医学部医学科)の話も交えご紹介していきます。

また、高校2年生と一言で言っても実力的にも環境的にも様々な状況があります。以下ではそれぞれの状況も踏まえ医学部・難関大学に合格するための高校2年生の勉強法と対策を示していきます。

【コンテンツ 目次】

1. 本格的な受験勉強を始める理想的な時期は高2のいつ頃? ▶

(1)勉強に遅れがある高校2年生は秋からがベター ▶

(2)地方公立高校から東大理三に現役合格した当塾講師の受験勉強の開始時期 ▶

(3)開成高校から東大理三に「次席」現役合格した当塾講師の受験勉強の開始時期 ▶

(4)誤解してはならない高校2年生の本格的な受験対策の開始時期 ▶

2. 高校2年生が医学部や難関大学に合格するため優先すべき対策 ▶

(1)医学部や難関大学、早慶に現役合格するためにやるべきこと ▶

(2)高校2年生までの勉強は容器の底と同じ ▶

(3)医学部・難関大学の合否の分かれ目 ▶

(4)高校2年生の今から先を見据えた対策を ▶

3. 高校2年生が行うべき具体的な勉強法 ▶

(1)高2の段階で取り掛かりとしてまずやるべきこと ▶

(2)受験をあまり意識していない高校2年生がすべきこと ▶

(3)部活が忙しい高校2年生がやるべきこと ▶

(4)高2の2学期以降にやるべきこと ▶

(5)ある程度勉強してきている高校2年生がやるべきこと ▶

(6)勉強が進んでいる高校2年生がやるべきこと

(7)中高一貫校の高校2年生がやるべきこと ▶

(8)先取り学習について ▶

4. 高校2年生におすすめな学校の授業・定期試験を活用する勉強法 ▶

(1)定期試験が模試よりも優っている点 ▶

(2)定期試験は基礎の確認のチャンス ▶

(3)効率的な授業の復習の仕方 ▶

(4)授業と定期試験をうまく活用していく方法 ▶

(5)難関大学合格のために高校1,2年生の時期にやるべきこと ▶

5. まとめ 高2年の勉強法・受験対策として一番大事なこと ▶

(1)多くの高校2年生が行ってしまっている医学部・難関大学に合格できない勉強法と対策 ▶

(2)高校2年生で一生懸命受験勉強をしても差がついてしまう秘密 ▶

(3)高校2年生の勉強法と対策として併せて読んでいただきたいコンテンツ ▶

以後もコンテンツを追加していきます。是非ご覧ください。

本格的な大学受験勉強を始める理想的な時期は高2のいつ頃?


高校2年生になると本格的な受験勉強を開始しようと考える方も多いと思います。そしてその際に最も気になるのが本格的な受験勉強は高2のいつごろから始めるのが理想的かということです。

この点については各自の状況によって異なりますがとりあえず総論として高校1,2年生~現在までの過程で学校の授業の履修部分に穴が沢山ある人を念頭にお話をします。

その後当塾講師の体験談をとりあげ勉強がそれなりに進んでいる高校2年生の理想的な時期についても触れていきます。

受験勉強を開始する時期を判断する際に前提となる受験知識


まず、医学部や難関大学に合格するためにどのような勉強が必要なのかというそもそも論について知っておいていただくことが重要になります。この部分を大きく勘違いされている高校2年生や保護者の方が非常に多くいるのです。

このサイトのコンテンツをより有効活用していただくために、当塾の著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】のキーフレーズにつき簡潔にご説明いたします。必ずご覧ください。

「過去問至上主義を貫け」~過去問集こそが最高の問題集・参考書である~ ▶
「出題者・出題側と試験問題を通じて対話する」 ▶
「基礎標準知識を習得する⇔過去問分析・過去問演習のサイクル学習」 ▶
「試験問題の3類型」「難問の2分類」~基礎標準知識及びその本質的な理解から解答を導けるもの以外は解かなくていい、解けなくていい、対策しなくていい~ ▶
(※はいずれも著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】キーフレーズ(著作権保護・無断使用禁止・要引用明記)

近時、当塾の著書内容や上記フレーズを用いて、それまで全く異なる勉強法を語っていた人まで同じことを語り出すという状況が起きているようです。しかし、この本質を分かっていないと、表面的におなじことを語るだけで受験生をミスリードしかできません。出典は必ず明記してください。

勉強に遅れがある高校2年生は秋からがベター


高校2年生の秋ぐらいから各教科、特に英語、数学の基礎に遅れがある人は 本格的な受験対策に入るのがベターです。

(※ここでいう「本格的な受験対策」というのは”受験年の試験日までを視野に入れて 戦略的かつ計画的に勉強計画を立て実践していくこと”と定義します)

まずは学校の履修の進度に合わせて英語や数学を中心に履修範囲で力を入れてやってきていない部分 (人によっては最初から全て)についてしっかりと穴を埋めておくことが何より大事になります。

なぜなら、英語・数学の基礎に抜けがあったりあやふやな部分が結構ある場合、 高校3年生になる前に一通りそういった部分を埋めておくことができれば十分に トップ集団で受験年は戦いができるからです。

十分「トップ集団で戦いができる」という事実を重視してください。 これは、次善の策ではなく、トップ集団で戦っていくための最善の策なのです。

地方公立高校から東大理三に現役合格した当塾講師の受験勉強の開始時期


【地方公立高校⇒東大理三合格現役合格講師 花村の体験談】

講師の花村です。

僕は二年生の12月ごろから本格的に受験勉強を始めました。それまで続けていた部活も引退して、生活を勉強中心に切り替えていきました。

目標は東大理三にしていましたが、当時の学力は合格とは程遠い物だったので、かなり必死になって勉強に集中しました。

それから三年生の六月ごろまではモチベーションを高く維持できていたのですが、七月ごろからは疲れが出てきて、集中が続かなくなってしまいました。

受験本番までモチベーションを高く持とうとするならば、もう少し後から本格的な受験勉強を開始しても大丈夫だったかなと思います。 三年生の春か夏くらいがちょうど良かったのかもしれません。

開成高校から東大理三に「次席」合格した当塾講師の受験勉強の開始時期


【開成高校⇒東大理三合格現役「次席」合格講師 小団扇の体験談】

講師の小団扇です。

僕の学校は五月にある運動会が盛んで、高2から高3にかけてずっと準備していて、ほとんど勉強のことは眼中にありません。それが終わると大多数の高3生は頭を丸刈りにして、気分を受験モードに切り替えるという謎の風習があります。

しかし、実際は運動会がおわっても打ち上げや引継ぎなどがあってなかなか受験モードに移れませんでした(笑)なので実際に受験を意識した勉強を始めたのは、夏休みに入ったくらいだったと思います。

夏休みには駿台の東大実践模試と河合塾の東大オープンがあり、それに向けた勉強をしようと思ったのが受験を意識し始めたきっかけでした。

受験を意識しようとしても遠い未来のことすぎて、実感がわかない人も多いかと思います。そういう人は、近い模試でいい成績を取ることなどをひとまずの目標にすると、実感がわいてモチベーションも高まるかもしれません。。

誤解してはならない高校2年生の本格的な受験勉強の開始時期


上記2名の出身高校は対極にあると言えますが、両者とも本格的な受験対策の開始時期として書かれている時期は遅いです。しかしここで勘違いしてただきたくないのは、あくまでこれは教科書や傍用問題集レベルの知識は高校の履修範囲の進度に応じてそれなりにマスターしてきていることが前提です。

ですのでそれまでに教科書や傍用問題集のレベルに抜けがある高校2年生は、秋ぐらいからその部分も補いつつ本格的な受験対策に入るのがベターなのです。(この点の詳細は後述します)

とはいえ、この時点で受験標準問題集とか難しいことをやらないとならないということではなくて、あくまでそれまでの履修範囲で教科書や傍用問題集に抜けが多いならこの時期からそれを補っていけばよいということです。

医学部や難関大学を狙う場合でもそれで十分かつ万全な対策になるということです。逆にこの部分さえそれまでにしっかりできていれば、本格的な受験対策は上記2名のように時期を遅らせても十分に間に合うということなのです。

学校の授業に合わせてその範囲までしっかり理解も含めできている高校2年生なら、むしろあまり過酷な計画を立てて早めに受験対策を始めると大事な時期に息切れを起こす可能性もあるという点にも気を付けて下さい。

高校2年生が医学部や難関大学に合格するため優先すべき対策


ここでは上記現実を踏まえ、現状学校の履修範囲についてしっかりマスターできていない高校2年生が優先すべき対策について説明していきます。

医学部や難関大学、早慶に現役合格するためにまずやるべきこと


先ほども述べましたが高校2年生の秋ぐらいから各教科、特に英語、数学の基礎に遅れがある人は受験対策に入るのがベターです。

まずは学校の履修の進度に合わせて英語や数学を中心に履修範囲で力を入れてやってきていない部分 (人によっては最初から全て)についてしっかりと穴を埋めておくことが何より大事になります。
この部分の具体策は後掲

なぜなら、英語・数学の基礎に抜けがあったりあやふやな部分が結構ある場合、 高校3年生になる前に一通りそういった部分を埋めておくことができれば十分に トップ集団で受験年は戦いができるからです。

この部分を勘違いして、医学部や難関大学に合格するためには「先取り」をどんどんしていったり 「難しい問題集」をどんどん解いていかなければならないと思ってしまう方が非常に多いのですが、 基礎部分に抜けやあやふやな部分があればその勉強は一切意味がないどころか 「合格」ということを考えた場合全くの無駄になります。

高校2年生までの勉強は容器の底と同じ


受験勉強において「基礎部分」というのは「容器の底」のようなものです。 底のない容器にどんなに物を入れようが、どんなにたくさんのものを集めて詰め込もうが その容器には何も溜まらない状態であることはイメージしやすいと思います。

ところがこれが受験勉強となるとわからなくなってしまう人が非常に多いのです。 「受験勉強において基礎部分は容器の底である」 というイメージはこれから先ずっと持ち続けてください。

もちろん勉強が進んでいて基礎部分をきっちりこなしてきている方が 先取りをするのは構いません。

しかし実際にそんな受験生は多くなくほとんどの受験生は基礎部分に抜けや あいまいな部分があるはずです。現実をまずはしっかりと見てください。

医学部・難関大学の合否の分かれ目


高校2年生の段階でどこに重点を置いて受験勉強に取り組むかで合否の岐路が分かれます。

基礎部分がしっかりできていないのに
「先取り」や「難しい問題集(受験標準レベルの問題集)」をどんどん解いていく
→受験年の秋以降成績が一切伸びなくなる
=難関大学合格はあり得ないのです。

逆に基礎的な部分をここで我慢して3年生になる前に頑張って挽回しておけば 「受験年には十分トップ集団で戦っていける」のです。

大事なことなので確認しますが、単に基礎が固まるという次元ではなくて 「受験年には十分トップ集団で戦っていける」のです。

この意味を一生懸命理解しようとするか否かで 受験年のあなたの合否の結果は全く変わっています。

高校2年生の今から先を見据えた対策を


以上述べてきた理論や受験年に何をいつまでにやれば間に合うのかについて当塾の著書である 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】 をしっかり参考にして今やるべきことをしっかり明確にしてください。

当塾の著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】を熟読し、受験年のいつまでに 何をマスターしていれば合格ラインを超えることができるのかをベースにしてください。

そこからこの高校2年生の勉強法と高校1,2年生の勉強法とのコンテンツをしっかり読んで 実践していっていただければ全国の多くの受験生よりも高校3年時には頭一つ、二つ抜け出せます。

これだけで想像以上のビックアドバンテージを得られます。

是非現在の自分の状況もしっかり考え併せ的確な対策をとっていきましょう。

高校2年生が行うべき具体的な勉強法


以上お話してきた高校2年生の秋以降の段階で具体的な勉強法はどうすればいいの、医学部や難関大学に合格する具体的な勉強法や対策はどうすればいいの、という疑問に以下でお答えしていきます。

勉強が進んでいない高校2年生、それなりに進んでいる高校2年生、かなり進んでいる高校2年生それぞれの状況に応じて当塾が誇る東大理三合格講師多数、東大理二「首席」合格講師、東二合格講師からのアドバイスです。

高2の段階で取り掛かりとしてまずやるべきこと


【地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤】

講師の安藤です。

一二年生のうちの勉強は特にそうなのですが、一般に、やるべき、またはやらなくてはいけないことがあっても、 緊急性がないとなかなか手を付けられないものだと思います。

これをやる気の問題にすべきではありません。

そういう事態は計画をより細かく、具体的なレベルまで落とし込んで立てることで防げます。 やるべきタスクをひとつひとつ分解して、それぞれの内容、量、やる時間を具体的に決め、予定に組み込<いう段階までやるべきです。

例えば新しい科目の勉強を始めようとしたときには、まず参考書を買う必要があって、 参考書はこの時間に書店によって買う、と決めその予定を予定表に加えるというところまでします。

逆にこの過程抜きにそれらを実行しようとしてもなかなか厳しいだろうと思います。 つまり実行自体できくなるか、できたとしても効率の良くないものになるでしょう。

受験をあまり意識していない高校2年生がすべきこと


【都立トップ高校「首席」合格⇒東大理二合格講師 山本】

講師の山本です。

今回はまだ受験をあまり意識されていない方向けに、再来年に受験を控えた高校2年のこの時期には、何をするのが良いのだろうかというテーマで書かせて頂きます。

科目としては、英語と数学を重点的にやるのが基本的には良いでしょう。理系の方は理科、文系の方は社会の科目があると思いますが、これらは高校の進度に合わせてある程度やっておけば高3の夏の期間などを使うことでどうにかなる気がします。しかし、英語や数学は分量も多く、ある程度に持っていくのに時間がかかります。

実際に来年の4月を迎えた時に、理科(社会)も多少先取りしているけど英数はまだまだこれからというよりかは、英数はかなり勉強してあるな、という感じの方が入試では有利かなと印象としては感じます。(先に知っておくことは勿論プラスですが)

ということで、英数をまだあまりやっていない方は、取り敢えずこの2科目の力をつけることを念頭におくと良いと思います。ありがとうございました。

部活が忙しい高校2年生がやるべきこと


【地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤】

運動部に入っていて勉強にあまり時間が取れない、あるいはやる気が出ないという方は多くいると思います。

しかし、受験は先手必勝ですから、なるべく早く、いますぐにでも受験を意識した勉強を始めることを強く推奨します。

かといっていきなり参考書を解き始めたり授業の予習復習を始めたりするのはお勧めできません。 だいいち続けていけないでしょう。

まずは志望校を決める、あるいは進路について真剣に考えてみる事からだろうと思 います。行動の目的、目標を確定させるのです。

次に目標を分解します。つまり、今から受験日までの間の期間を区切って、この時期までにこれくらいできるようにしておく、 という目安を決めるのです。

目安設定のポイントは数値で見れるものにすることと、能力の向上に着目することです。 能力の向上というのは、「問題集を○ページ解く」ではなく、「この問題集レベルの問題は8割がた解けるようにする」などとするということです。

前者だと作業になりやすいです(手段の目的化)。定期的に模試や過去問を解くといいです。 ここは部活の予定も考慮して現実的に可能な、本気で達成していこうと思えるレベルにしましょう。

これをもとにして勉強計画を立ててください。

以上のような合格までの見通しが最初にあれば、根拠のある計画になります。このような計画であれば、効率的であるとともに目標へ近づいていく実感を持てますから、部活動で精神力を削られる方でも進めて英けるものになるでしょう。

まずはゴール設定から始めてみてください。

以上の詳細は当塾の著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】を参考に優れた的確な計画を手に入れてください。

ある程度勉強してきている高校2年生がやるべきこと


【地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤】

講師の安藤です。

すでにある程度の時間をとって勉強できている人も多くいることと思います。この時期は教科書レベルなど基礎固めに使っている方が多いでしょう。

ここで大事なのは、合格までの見通しを失わないことだと思います。

基礎演習を続けているとどうしても今やっている内容と受験問題のつながりが見えにくくなって、勉強が苦しくなったり効率が落ちたりしてしまいがちです。

受験日までの道のりのなかで今自分がどの位置にいるのか、という俯瞰的視点を常に持つようにするといいでしょう。

そのために、センター試験や志望校の二次試験などの問題を見てみる、あるいは出来る範囲で解いてみるといいでしょう。

そうすると目標地点が明らかになりますからモチベーションアップにもなりますし学習効率も上がると思います。

予備校の中には受験生と同じ日に解こうという企画を開いているとこともありますから、そういったものを活用してもいいと思います。

勉強が進んでいる高校2年生がやるべきこと


【開成高校⇒東大理三合格現役「次席」合格講師 小団扇】

講師の小団扇です。

医学部・難関大を目指す人が、この時期にしておかなければいけないことは、英数を完成させるということです。

理科にもある程度目を通しておいた方がいいですが、理科科目は高3になってから本格的にやり始めるほうがいいです。

これは、理科が英数に比べると暗記量が多いので、あまり早くから始めても忘れてしまうというのと、数学が上達してからのほうが計算や式変形がやりやすいためです。

なので、今は高3に思う存分、理科に手を付けられるように今の時期に英語数学を完成させておきたいです。

完成といっても、もうこのまま本番に行けるというレベルではなく、もう過去問を解き始めてもある程度点数はとれるかなというレベルにもっていくということです。

当然高3になってからも磨き続けます。この時には基礎を固めるというのではなく、問題演習をしていけるといいです。

スムーズに高3の勉強が進められるように高2のうちから頑張っていきましょう。

勉強が進んでいる高校2年生が2学期以降にやるべきこと


【地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 江尻】

講師の江尻です。

この時期は数学理科も難しい範囲に入り、一気に抽象度が上がったり式が複雑になったりしてついていけなくなるかもしれませんが、 しっかり授業を聞いて分からないところはすぐに先生に聞きましょう。

余裕があれば、数学などは以前やった範囲の応用問題も何らかの問題集で少しずつ進めるのが理想です。

英語は文法が終わっていると思うので、できるだけたくさんの長文を読み始めましょう。最初は短いもので構いませんが、だんだん長い文章を読めるよう訓練するのがいいと思います。 また、単語帳での単語暗記は必ず進めましょう。

高2までで英語や数学が固まっているととても有利です。(高3は理科で忙しくなるので)英語は毎日何かしら読むようにし、数学も正当な手法で様々な問題を勉強して吸収していきましょう。

中高一貫校の高校2年生がやるべきこと


【地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤】

講師の安藤です。

一貫校の方など、受験を意識した勉強をすでにどんどん進めている人もいるでしょう。

そういう方は、高3に入る前に一度苦手分野の見直しをしてみることをお勧めします。

なかなか高3になって基礎的な問題集からやっていくのは苦痛ですし焦りを生みます。

他の受験生に対しかなり優位に立っているこの時期であれば、精神的に落ち着いて対策をとることができるのではないでしょうか。

穴を放置しておくと他の分野の理解にも影響する場合もありますから、早めに克服しておくといいでしょう。

先取り学習について


【地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 江尻】

講師の江尻です。

今回は、比較的時間的に余裕があって勉強意欲もある高1高2生へいくつかアドバイスをしたいと思います。

まずは入試制度を確認して、自分が入試に使う教科を確認しましょう。その上で、今習っている教科が入試で使うものかどうか考えて勉強の優先順位を立てるといいと思います。例えば高1で理科は生物と化学しかやっておらず、入試は物理と化学で受けたいという場合、生物よりも化学に比重をおいて勉強した方がいいですよね。

次に、先取り学習をすべきかどうかです。

これは、とりあえず自分で先取り学習をしてみてから考えるといいです。先取り学習には2パターンあって、教科書や参考書で自学するものと塾などで先生に教えてもらうものです。新しいものを学ぶときは人の話を聞いたほうが内容が入りやすいので、後者が可能な環境なら後者をおすすめします。前者をやる場合でも、自分の理解度をしっかり分析してあまり理解できていなかった場合、すぐに分からないところを誰かに質問しましょう。

また、もし先取り学習をするなら、「学校の予復習に影響が出ない程度の先取り学習」を心がけることが1番大切です。学校の内容が理解できなくなったり復習が追いつかなくなった場合、即刻中止するべきです。先取り学習はできる人だけするものと捉えてください。

最後に、数学と英語について少し言及しておきます。数学については、習った公式や定理の証明を必ず読んで理解してください。また、計算は早いうちからスピードと正確さを求めるようにしてください。英語については、早いうちから単語帳を周回する勉強をしましょう。その際、各々の単語の発音記号を必ず確認して発音・アクセントを学びましょう。

高校2年生におすすめな学校の授業・定期試験を活用する勉強法


医学部や難関大学を目指す場合でもおすすめなのは高校の授業や定期テストを最大限生かすということです。高校のレベルとかそういったものは問いません。

定期試験は模試よりも優っている点がある


【開成高校⇒東大理三合格現役「次席」合格講師 小団扇の体験談】

講師の小団扇です。

学校では中間や期末など、定期試験を受けると思いますが、受けっぱなしになってはいないでしょうか。

定期試験も模試と同様に自分の弱点をあぶりだす絶好の機会です。
しかも多くの場合、授業中に先生が解説をしてくれると思います。
これは模試と比べて、はるかに勝っている点です。ぜひ活用しましょう。,/p>

また、テスト問題は捨てないでおきましょう。
学校の定期試験は分野ごとに出題範囲が決まっているので、入試前に苦手な範囲を補強するのに最適です。 重要な問題が集められているので、効率もいいです。

このように定期試験はとても役に立つので、精一杯活用しましょう。

定期試験は基礎の確認のチャンス


【地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 江尻】

講師の江尻です。

定期試験は入試レベルではないのであまり気にしなくてよいと軽視する人がいます。

もちろん点数がしっかりととれる人がそうするのは大いに結構なのですが、そうでない人がそうするのはよくないと思います。

定期試験というのは基本的な事項・解法の確認が主なので、既にその内容を先取りしていた人に対しても いったこうこん踏みとどまって確認するチャンスを与えてくれるという意味で大切なものだと思います。

なので、自信のある人もない人も定期試験前にはしかり該当範囲を復習しましょう。

また、英語の例文を覚えさせられたりすることがあると思いますが、それもまったくやらないよりは一通り目を通して覚えようとはする方がよく、そういったことによって英文の使えるフレーズや構文などを押さえることが出来るのでメリットはあります。

定期試験はうまく使ってあげましょう。

効率的な授業の復習の仕方


【地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 江尻】

講師の江尻です。

今回は学校での授業をどのように復習するのがよいか説明します。

授業で習ったことを授業内でどれだけ吸収できるかは学生の集中力や忍耐力・教師の教え方などに依ってくるのでどうしようもない部分があります。

そこで復習が必要になってくるわけですが、まずはその日の授業を振り返って、あまり理解できなかった授業とその内容をメモに取っておくと復習の優先順位が見えてきます。

その上で、できればその日のうちに1回目の復習をしましょう。これは授業内で扱ったことの復習で大丈夫だと思います。 

次に、週ごとなど定期的なペースでそれまでの復習をまとめてします。その際には授業内容や課題の復習だけでなく、他の問題集の関連する分野を解いてみたりするアウトプットもやるといいと思います。

あくまでこれは理想化したペースなので実際は自分の環境に合わせて適度に変更してやってみてください。

 

授業と定期試験をうまく活用していく方法


【東大理二「首席」合格⇒進振り東大医学部医学科 大久保】

講師の大久保です。

高校2年生の時の僕は文化祭、体育祭、部活などといろいろな活動をやっており本格的な受験勉強はやっておりませんでした。

ですので、読者の皆様の一部の方々についてはすでに僕よりも先に進んでおられる方もいらっしゃると思います。

1.学校の定期テストの勉強を今まで結構しっかりやってきた方:

理想的です。高校2年生になっても同じように続けてください。高校3年生になってから非常に大きなアドバンテージとなります。

余力があれば受験参考書に手を出してもいいですが、とにかく授業が進んでいるうちは新しいことをしっかり吸収して取りこぼしを少なくすることが優先です。

科目は特に英語数学、加えて理系なら理科、文系なら社会をしっかりやりましょう。

2.今までそんなにちゃんとやってこなかった方

これから今までの分も含めて取り返したいところです。まずは目の前の定期テストから頑張ってみてください。

今までの取り返しはその後です。授業は進んでいますからそこをしっかりやってください。まずは英語数学から始めましょう。

加えて、余力があれば昔の範囲で特に苦手意識があるところの復習をしましょう。いきなり全部やろうとするのではなく、範囲を絞ることが大事です。

そのほか中高一貫かそうでないかなど色々あると思いますが、基本は授業に沿って理解をしっかりするということです。人から聞くということは想像以上に効率のいい学習方法ですので、それを最大限生かす方法を考えるのが一番だと思います。

まとめ 高2年の勉強法・受験対策として一番大事なこと


以上ご覧いただいたように医学部・難関大学を目指す高校2年生であっても大事なことは先取り学習などではありません。まずやるべきことは何なのかしっかりと優先順位を見極めて対策していってください。

多くの高校2年生が行ってしまっている医学部・難関大学に合格できない勉強法と対策


ここまで読んでいただくと世の中の多くの高校2年生やその保護者の方が医学部・難関大学に合格しようと思って実は、あえてそこから遠ざかる対策をしてしまっていることにお気づきいただけたと思います。

医学部や難関大学に確実に合格する点の勉強法や受験対策というのは決して「先取り学習」やそれを前提とした予備校さんや塾さんの「オリジナルテキストを用いた問題解説講義」ではないのです。

ましてや、自身の受験結果が伴っていない人が語る受験戦略や勉強法でないことは明らかです。この点は特に注意していってください。

高校2年生で一生懸命受験勉強をしても差がついてしまう秘密


この部分ですが、現状としてこのコンテンツを読んでくださり、この部分の疑問に至っていただいていればものすごく理解が早い方です。

あと一息ですべての疑問が解明できます。

「なぜ先取り学習が非効率なのか」
「なぜ同じようなことをやっても差がついてしまうのか」
この部分を解明することはあなたの医学部・難関大学合格可能性を極限まで高めることにつながります。

簡潔に答えを言ってしまうと、実力を確実かつ効率的に伸ばすには、多くのことや難しいことをやることが重要なのではなくて、 自分がわからない部分やわからない問題について最初から入試問題に対応できるような形で本質的理解・記憶・整理をしていけるか否かで大きな差がつくのです。

この部分に興味のある方は是非以下のコンテンツを合わせてご覧ください。当塾が渾身の力を込めて掲載したビッグコンテンツです。

医学部に不合格にならないためのお守り

医学部合格に直結する受験対策とは?
指導者の実力の高さが医学部の合否に直結?

医学部受験に予備校は不要? ▶
医学部受験の個別指導の真実 ▶

難関大学不合格にならないためのお守り

難関大学合格に直結する受験対策とは?
指導者の実力の高さが合否に直結?

難関大学受験に予備校は不要? ▶
難関大学に強い個別指導とは ▶


医学部や難関大学に是が非でも合格したい高校2年生や保護者の皆様は必見のコンテンツです。

高校2年生の勉強法と対策として併せて読んでいただきたいコンテンツ


高校1,2年生の大学受験の勉強法と対策の総論として以下のコンテンツをご覧ください。

高校1,2年生の勉強法と対策


各教科ごとの高校1,2年生の勉強法については以下を併せてご覧ください。

大学受験英語の勉強法と対策
大学受験数学の勉強法と対策
大学受験現代文の勉強法と対策
大学受験古文の勉強法と対策
大学受験物理の勉強法と対策
大学受験化学の勉強法と対策
大学受験生物の勉強法と対策


※今後もコンテンツを大量追加して行きます。お友達やお知り合いと適切な情報を共有し切磋琢磨しあうことは、あなたの合格可能性を高めることに非常に役立ちます。実はこのこと自体が難関大学合格者に共通した受験対策の特徴でもあります。以下のシェアボタンを押せば簡単にシェアできます。

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